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ETFでREITに投資するメリットとは?注意点も合わせて解説します!

ETFを通じてREITに投資すると、どんなメリットがあるのでしょうか。不動産投資に興味はあるけれど、まとまった資金や管理の手間が不安…ETFなら気軽に始められるのでしょうか?
そう思う方もいるかもしれません。


結論から言うと、ETFを使ってREITに投資することで、少額から不動産に分散投資でき、現物不動産よりも流動性が高く、高い分配金利回りも期待できるという大きな利点があります。

この記事では、REITやREIT ETFの基本的な仕組みを解説したうえで、ETFを活用した投資のメリットと注意点をわかりやすく紹介し、最後に資産運用を学べるセミナー動画をプレゼントについてもご案内します。

著者プロフィール

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中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

目次

REIT ETFの基礎知識

REIT ETFって何なのか分からない人も多いですよね。
この記事を読めば、その疑問がすっきり解消できます。

そもそもREITとは?

REITとは「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の略で、投資家から集めた資金を使って不動産に投資し、その収益を投資家に分配する仕組みのことです。

わかりやすく言うと、自分でマンションやオフィスビルを買って貸し出すのではなく、専門の運用会社にお金を預けて、その会社が複数の不動産に投資してくれるイメージです。投資家はその利益の一部を配当として受け取れるため、少額から不動産投資を体験できる点が大きな魅力です。

また、REITは法律上、利益の大部分を分配しなければならない仕組みになっているため、株式投資よりも比較的安定した分配金を期待できるケースが多いです。そのため「インカムゲイン(配当収入)」を重視する投資家に人気があります。

ただし、不動産市況や金利の動きに影響を受けやすいという特徴もあるので、メリットとデメリットを理解して活用することが大切です。

REITに関してはこちらの記事でも初心者向けに解説しています。分かりやすくまとめていますので、併せて参考にしてみてくださいね。

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REIT ETFとは?

次にREIT ETFについて説明します。ETFとは「上場投資信託」のことで、株式と同じように証券取引所で売買できる投資商品です。REIT ETFは、その中でも不動産投資信託(REIT)を投資対象としたETFを指します。

つまり、投資家は証券会社を通じて株を買うのと同じ感覚で、簡単にREITに投資できるのです。現物不動産を購入する必要もなく、売買の手軽さや少額投資ができる点が大きなメリットになります。

さらに、REIT ETFは複数の不動産やREITに分散投資しているため、一つの物件に依存するリスクが軽減されるのも特徴です。不動産市場に間接的に参加できる仕組みとして、初心者から上級者まで幅広い投資家に選ばれています。

ETFでREITに投資するメリット

ETFでREITに投資するとどんな良さがあるのか気になりますよね。
ここを読めばその魅力がしっかり理解できます。

  • 少額で不動産に分散投資できる
  • 現物不動産より手軽で流動性が高い
  • 高い分配金利回りを目指せる

それでは順に詳しく見ていきましょう。

少額で不動産に分散投資できる

不動産投資と聞くと、数千万円単位の大きなお金が必要というイメージがあるかもしれません。しかし、ETFを通じたREIT投資なら、1万円前後の少額から始めることが可能です。

さらにETFは一つの商品に複数の不動産が組み込まれているため、自然と分散投資ができるのも強みです。オフィスビルや商業施設、住宅、物流倉庫など、種類の異なる物件に分散されていることで、一部の不動産が不調でも全体の影響を和らげることができます。

このようにまとまった資金がなくても、不動産への投資体験ができる点はETFの大きな魅力です。

現物不動産より手軽で流動性が高い

現物の不動産を購入する場合、物件探しから契約、管理、修繕まで多くの手間がかかります。また、いざ売却したいと思っても買い手が見つからなければ、すぐに現金化することはできません。

一方でREIT ETFは、株式と同じように証券取引所でリアルタイムに売買できるため、流動性が非常に高いのが特徴です。資金が必要になったときは、株を売る感覚で簡単に現金化できるので、投資初心者でも安心して取り組みやすいです。

不動産投資はやってみたいけれど、管理の手間や流動性の低さが気になるという人にとって、ETFを利用するのはとても合理的な選択肢です。

高い分配金利回りを目指せる

REITは法律で収益の大部分を投資家に分配することが義務付けられているため、株式投資に比べて高めの分配金利回りが期待できるケースがあります。実際、国内外のREIT ETFでは3〜5%程度の利回りを目指せるものも多く、配当収入を重視する投資家から支持を集めています。

特に低金利の時代には、銀行預金に置いておくだけでは資産を増やしにくいため、安定的に分配金を受け取りたいというニーズに応える投資先となります。もちろん、利回りは市況や金利動向によって変動しますが、魅力的な収益源になり得る点は見逃せません。

ETFでREITに投資するときに気をつけたいこと

ETFでREITに投資する際には注意点も知りたいですよね。
ここを読めばリスクや落とし穴を事前に理解できます。

  • 不動産市況や金利の影響を受けやすい
  • 分配金が安定しないことがある

それでは詳しく見ていきましょう。

不動産市況や金利の影響を受けやすい

REITは不動産から得られる賃料収入や売却益を原資としています。そのため、不動産市況が悪化すると収益性が下がり、分配金や価格が下落する可能性があります。例えば、景気が後退してオフィス需要が減少すれば、空室率が上がり、収益に悪影響が出やすくなります。

さらに金利動向も大きな要因です。金利が上昇すると、REITが借り入れている資金のコストが増えるだけでなく、相対的に魅力が薄れて投資資金が流出しやすくなります。その結果、ETFの価格にも影響が及ぶことがあります。

このように、REIT ETFは「不動産市況」と「金利」という二つの外部要因に左右されやすいことを理解しておくことが重要です。

分配金が安定しないことがある

REIT ETFの魅力の一つに高い分配金利回りがありますが、必ずしも一定ではありません。不動産の稼働状況や市況によって収益が変動するため、分配金額も年ごと、あるいは四半期ごとに上下する可能性があります。

例えば、景気が悪化してテナントの入居率が下がった場合は賃料収入が減少し、分配金も引き下げられることがあります。また、自然災害などの予期せぬトラブルが発生すれば、一時的に大きく収益が落ち込む可能性も否定できないものです。

そのため、REIT ETFを購入する際は「安定して一定の配当が得られる」と過信しすぎず、変動する可能性を織り込んでおくことが大切です。

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ここまでETFを通じたREIT投資について解説してきました。改めてまとめると、REIT ETFは少額から不動産に分散投資でき、現物不動産よりも手軽で流動性が高く、さらに高い分配金利回りを目指せるというメリットがあります。その一方で、不動産市況や金利の影響を受けやすかったり、分配金が安定しない場合があるといった注意点も存在します。

つまり、REIT ETFはメリットとリスクをしっかり理解したうえで活用することで、長期的な資産形成の強い味方になる投資手段です。投資初心者の方も、まずは小さな金額から挑戦してみると、不動産投資の感覚を無理なく体験できると思います。

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