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個人向け国債は安全投資?買うのはやめとけと言われいてる理由

個人向け国債

国債って聞いたことはあるけど、いったい何なの?

国の債権だよね。借金ってことなのかな?

国債というのは簡単に言うと、国が資金を得るために発行する借用証明書のことなんです。これによって、国は公共事業や様々な政策に必要な資金を確保できるのです。

なぜ、国債が安全だと言われているのか?という疑問が浮かぶかもしれませんね。実は、国債の安全性が言われる背景には、その発行体が国であるということが大きい理由です。

国が倒産する可能性は極めて低いので、投資としてのリスクも低いと考えられています。

SNS上では「個人向け国債やめとけ!」って言われているようなのですが、どうしてなんですか?

国債は一安全性の高い投資とされていますが、必ずしも全ての投資家に最適な選択とは限らないためです。

この記事では、なぜ個人向け国債が一部の投資家には不向きか、その理由を深掘りしていきます。

全ての投資にはリスクとリターンが伴いますが、国債特有の限界点を理解することは、より賢い投資判断を下すために不可欠です。

この記事でわかること
  • 国債は国が資金を調達するために発行する借用証明書
  • 投資としてのリスクは低いが、全ての投資家に最適とは限らない
  • 個人向け国債には変動 10 年タイプ、固定 5 年タイプ、固定 3 年タイプがある
  • 国債投資は信用リスクが低く実質元本保証とも言える
  • 投資目的や期間に応じた適切な選択が重要

著者プロフィール

Nakaiメイン画像

中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

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目次

 個人向け国債とは

国債とは

多くの個人投資家が目を向ける国債は、安心して収益を求められるため安定した人気を保っています。しかし、安全な投資と定評がある個人向け国債にも、見落とされがちなリスクが潜んでいるのです。

「個人向け国債やめとけ!」というアドバイスを耳にするのはなぜなのでしょうか?

これから理由を探っていきましょう。

個人向け国債って何?基本を知ろう!

国債とは、国が資金を確保するために発行する借用証明書のことです。この資金は、公共事業や政策の実施など、国の様々な用途に使われています。

我が家では、祖父母が郵便局で申し込んでいました。

郵便局で勧誘される年配者は、昔から多くみられます。

国債は一つの国家によって発行され、その国の信用をベースとした金融商品のため、投資家にとっては比較的信用性の高い金融商品とされているのです。

国債の特徴

国債の目的や特徴として、こちらがあります。

資金調達
国債の目的は、国が必要とする資金を市場から調達することです。これにより、国は予算外の資金でインフラの建設や社会サービスの提供、その他の公共プロジェクトに資金を供給しています。

投資手段としての利用
投資家にとっては、安定したリターンを求める一つの選択肢です。定期的に利息を得られ、満期時には元本が返済されるためリスクが低いと考えられています。

リスクヘッジ
個人のポートフォリオにおいて、他の投資商品に比べて信用リスクが低いため、市場の不安定さに対する安定部分として持たれることが多いでしょう。

金融政策のツール
政府や中央銀行は、国債を利用して金融政策を実施することがあります。たとえば、国債の発行を通じて市場から資金を吸収し、マクロ経済の安定化を図ることなどです。

国の財政政策と市場の投資機会の両方に重要な役割を果たしています。

国のためにも自分の投資にもなるならWinWinね。

国債の種類と特徴

個人向け国債にはいくつかのタイプがあります。変動10年タイプ、固定5年タイプ、固定3年タイプが主な種類です。

変動10年タイプは、名前の通り、金利が定期的に変わるタイプで、長期間保有することが可能です。固定5年タイプと固定3年タイプは、発行時に決められた金利がその期間中ずっと同じものです。

初めてだから3年の国債にしようかな?

どちらかを選ぶときは、自分の投資計画やライフスタイルに合わせてくださいね。

個人向け国債のタイプ

個人向け国債の選択では、自分の投資目標と期間、リスクの許容度を考慮して選びましょう。

たとえば、変動10年タイプは市場の金利変動に対応できるメリットがありますが、金利が下がるリスクもあるのです。

一方、固定5年タイプや固定3年タイプは安定したリターンを提供しますが、市場の金利上昇時には他の投資機会を逃す可能性があります。

う~ん。迷いますね。

目的や期間に応じて適切なタイプを選択することが肝心です。

変動10年タイプ

変動10年タイプ
  • 利点: このタイプは、金利が半年ごとに見直されるため、市場の金利上昇に対応できる可能性があります。また、最低金利保証があるため、マイナス金利の影響を受けにくいです。
  • 注意点: 金利の変動により、予想よりも低いリターンを得る可能性があります。市場の金利動向によっては、期待したよりも利益が少なくなるリスクがあるのです。

固定5年タイプ

固定5年タイプ
  • 利点: 発行時に設定された金利が5年間固定されるため、投資計画を立てやすく金利の変動リスクを避けられます。
  • 注意点: 金利が固定されているため、市場の金利が上昇した場合には低いリターンになってしまう可能性があり、「個人向け国債やめとけ」と言われる要因です。

固定3年タイプ

固定3年タイプ
  • 利点: 償還までの期間が3年と最短であり、短期間での投資を考えている人に適しています。
  • 注意点: 固定5年タイプと同様、市場金利の上昇時には相対的に低いリターンになるリスクがあるので、こちらも「個人向け国債やめとけ」と言われる要因です。

国債の安全性の理由

国債は比較的リスクが低いと見なされていて、安全な投資先として多くの投資家に選ばれています。

しかし、投資には常にリスクが伴うことを念頭に置き、自身の投資目的とリスク許容度に基づいて慎重な選択をすることが重要です。

投資は自己責任っていわれますよね。

そのとおりです。慎重な選択をしましょう。

発行体の信用力

国債は国家によって発行されます。国家は通常、企業や個人と比べて信用力が高いと見なされ国債は高い信用性を持つというわけです。

国がデフォルト(債務不履行)するリスクは極めて低いため、投資家は比較的安心して国債に投資できるでしょう。

実質的な元本保証

国債は、満期時に元本が返済されることが一般的です。国が経済的に安定している限り、投資した元本が返済される可能性が高いでしょう。そのため実質元本保証とみなされます。

リスク分散の手段

個人投資家にとって、国債はポートフォリオのリスクを分散する手段です。市場の変動に影響されにくい特性を持つため、株式や他の投資商品のリスクとのバランスをとるのに役立ちます。

低金利環境下でのメリット

現代の低金利環境において、国債は比較的良好なリターンを提供することがあるのです。特に、銀行預金の利息率が非常に低い場合には魅力的な選択肢のひとつになっています。

政策的安定性

国債は、国の財政政策や経済的安定性に密接に関連した投資商品です。政府や中央銀行は、国の経済を安定させるために努力しており、国債に投資することは安全な選択と見なされます。

国債を上手に活用する方法

国債を賢く使うには、自分の投資戦略に合わせて国債を選ぶことが大切です。リスク分散するのなら、他の投資と一緒に国債をポートフォリオに加える方法がいいですね。

さっそく、国債買ってみます。

国債投資を始めるなら、少額から始めて徐々に慣れていくのがオススメです。

国債を投資ポートフォリオに組み込む際のコツは、全体的な投資戦略とリスク許容度を考慮しながら、バランス良く資産を分散することです。具体的には以下のポイントを考慮します。

リスク許容度
個人のリスク許容度に基づいて国債の投資割合を決定しましょう。一般に、リスクを低く抑えたい投資家は大部分を国債に割り当てる傾向があります。

投資目標と期間
投資目標(たとえば、退職後の安定した収入を確保するなど)と投資期間を考慮して、国債のタイプ(短期、中期、長期)を選択しましょう。目標に応じて、固定利率型か変動利率型を選ぶことも重要なポイントになります。

資産の分散
国債は安全資産と見なされますが、ポートフォリオ全体のバランスを考慮して組み合わせるのが重要です。市場の変動に対して、全体のリスクを分散させることができます。

流動性
緊急時に資産を現金化する必要がある場合、国債の流動性は重要な要素のひとつです。市場での売買が活発な国債を選択することで、必要時に換金しやすくなります。

インフレとの関係
インフレが予想される場合は、インフレに連動するタイプの国債(たとえば、インフレ調整国債)を検討する方法などです。

見直しと調整
経済状況や自身の財務状況の変化に応じて、定期的にポートフォリオを見直しましょう。必要に応じて国債の割合を調整することも大事です。

なるほど、注意点も結構ありますね。

国債をポートフォリオに組み込む際は、総合的な投資戦略の一環として考え、時間をかけて慎重に行いましょう。

国債投資を始めるためのステップ

国債投資は、計画的かつ慎重に進めることが重要です。以下に、具体的なステップを紹介します。

ステップ1: 自身の投資目的とリスク許容度の評価

  1. 投資目的の明確化
    退職資金の確保、短期間の貯蓄、教育資金など、投資の目的をはっきりさせます。
  2. リスク許容度の確認
    市場の変動に対する自分の快適さを評価し、それに基づいて投資先を決定しましょう。

ステップ2: 国債についての基本知識の習得

  1. 国債の種類の理解
    固定金利国債、変動金利国債、インフレ調整国債など、異なるタイプの国債について理解が必要です。
  2. 市場動向の研究
    現在の金融市場の状況、特に金利の動きや経済のトレンドも知っておきましょう。

ステップ3: 投資方法の選択

  1. 直接購入 vs 投資ファンド
    国債を直接購入するか、国債を含む投資ファンドを利用するかを選択します。
  2. 購入プラットフォームの選定
    証券会社やオンラインブローカー、銀行など、実際に投資を行う先を決めましょう。

ステップ4: 資産配分の決定

  1. ポートフォリオ内の割合決定
    自分の投資ポートフォリオ全体に占める国債の割合を決めます。
  2. 多様性の確保
    国債だけでなく、株式や他の資産クラスとのバランスをよく考えましょう。

ステップ5: 購入とポートフォリオ管理

  1. 購入の実行: 選んだプラットフォームで国債を購入します。
  2. ポートフォリオの定期的なレビュー: 経済状況や個人の財務状況の変化に応じて、ポートフォリオを定期的に見直し、調整します。

ステップ6: 知識の更新と継続的な学習

  1. 経済ニュースのフォロー
    経済や金融市場の最新の動向に注意を払い、情報を常にアップデートするのが肝心です。
  2. 投資教育の継続
    投資に関する知識を深めるため、書籍、セミナー、オンラインコースなども利用してみましょう。

国債投資を始めるには、市場の動向を理解し、自分の財務目標とリスク許容度に合わせた計画的なアプローチが重要です。

投資は長い目でみて、継続的な見直しや知識が必要だとわかりました。

国債のメリットとデメリット

国債の最大のメリットは、その安全性です。国が発行しているから、投資としての信用リスクがとても低いということがお分かりでしょうか。ですが、デメリットも持っています。

中途解約するときの手数料、金利が変動するタイプの国債では、予想よりも利率が低くなるリスクですね。

個人向け国債は少額から購入可能で銀行預金より高金利ですが、中途解約には注意が必要なのです。また、金利変動リスクも存在し、固定金利タイプを選んでも市場での売却時には実績利率の影響を受けてしまいます。

個人向け国債は高い安全性を提供する投資商品ですが、金利変動や中途解約、インフレーションなどのリスクも存在しています。

投資する際はこれらの潜在的なリスクを考慮し、自身の投資目的や期間、リスク許容度に合わせて慎重に選択することが重要です。

メリット 高い安全性とその理由

  • 国家による発行
    国債は国家によって発行されるため、その信用力は高いのです。国家は通常、デフォルト(債務不履行)するリスクが非常に低いため、国債は安全な投資と見なされています。
  • 元本の保証
    国債は満期時に元本が返済されることが一般的です。そのため投資家に安心感を提供します。
  • 低い市場変動リスク
    国債は株式や他の投資商品と比べて市場の変動に影響されにくい商品です。経済の不安定な時期でも安定した投資とされています。

デメリット 潜在的なリスクと注意点

  • 金利変動リスク
    変動金利型は、市場の金利動向によって利益が変わるため、市場金利が下がると収益も減少するリスクがあります。
  • 中途解約のコスト
    国債を満期前に売却する場合、中途解約手数料や市場価格による損失が発生する可能性があることです。
  • インフレーションリスク
    長期にわたって低金利の国債に投資すると、インフレにより実質的なリターンが減少する可能性があります。
  • 流動性リスク
    国債は一定の期間保有することが想定されている商品です。急な現金化が必要になった場合、市場の状況によっては売却が困難になることも考えられます。

まとめ

この記事を通じて、「個人向け国債やめておけ」といわれる理由をご理解いただけたでしょうか。

国債の基本から、そのメリット・デメリット、そして上手な活用方法までをお話ししました。

国債は、その安全性から初心者にもオススメの投資方法の一つです。

全ての投資にはリスクが伴うから、自分に合った国債を選んで、賢く活用していきましょう。

国債投資が低リスクで安定した収益をもたらす可能性は大きいのですが、金利変動の影響、市場環境、個人の投資期間やリスク許容度によっては他の投資機会の方が有利になることもあります。

投資は一概に「良い」「悪い」と断言できるものではなく、個々の状況と目的に合わせた選択が肝心です。

国債投資を行うかどうかを検討する際は、これらの要点を念頭に置き、総合的な判断を心がけましょう。

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