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老後資金は貯めすぎでも安心できない?老後のリスクを知っておこう

老後資金を貯めているけど、貯めすぎて使い切れないのではないか…という不安を感じていませんか?

「老後2,000万円問題」という言葉が独り歩きしているため、2,000万円貯めたら大丈夫と思ってしまう人もいます。しかし、その考え方は危険です。

老後のリスクは人それぞれですし、最近の物価上昇も気になります。この記事では、老後資金を貯めすぎても安心できない理由を、さまざまな「老後のリスク」を紹介しながらわかりやすく解説します。

老後のリスクをしっかりと把握して、あなたに必要な老後資金を確認しましょう!

著者プロフィール

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中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

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目次

老後資金を貯めすぎても安心できない「老後のリスク」とは?

老後資金を貯めすぎたと思っていても、想定外のリスクで足りなくなってしまう可能性があり、安心できません。

ここでは、老後のリスクを5つ解説します。全て考慮できている場合は安心できますが、そうでない場合は老後資金について考え直すきっかけにしてもらえたらと思います。

医療費や介護費用がかさむリスク

年を重ねるごとに病気やケガのリスクは増加します。あなた自身やパートナーが健康であればそれに越したことはないですが、老後資金はもしもに備える必要があります。

高齢者医療制度があるため自己負担割合は少なくなりますが、自己負担がなくなるわけではありません。

特に介護費用は、介護する側(配偶者や家族)のリスクとも言えるため、要介護になった場合にどうするか、費用はどのくらいかかりそうか、家族とよく相談しましょう。

想定以上に長生きするリスク

厚生労働省の「簡易生命表(令和5年)」によると、日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.14歳となっています。2011年の同調査では、男性が79.44歳、女性が85.90歳となっており、平均寿命が増加していることがわかります。

あなたやパートナーが何歳まで健康に生きられるかわかりませんが、想定以上に長生きすることでかかる費用を見逃さないように注意しましょう。(参照:簡易生命表(令和5年)の概況|厚生労働省

資産の偏りによるリスク

あなたが貯めすぎたと思っている資産は分散されていますか?

1つのところに過度に投資して貯めた資産はリスクが大きくなります。

例えば、投資対象国を1か国に絞っていると、情勢によって債務不履行になったり規制ができたりした場合に大きな損失となるリスクがあります。また、すべての資産を株式に投資していると、株価が暴落した時に受けるダメージが大きくなるでしょう。

国内、国外への分散、株式や債券などへの分散など、資産の投資先を分散することで資産の偏りによるリスクをなくしましょう。

インフレによるリスク

インフレで物価が上がるとお金の価値が下がるので、実質的にお金(価値)が減っていくリスクがあります。

十分貯めたと思っていても、それは今現在の物価で考えた場合であるなら、インフレのリスクに備えておく必要があります。

使いすぎるリスク

老後は自由な時間がたくさんできるので、新しい趣味を始めるなど、想像していたよりもお金を使いすぎてしまうリスクがあります。

医療費や介護費用のほかにも、住宅修繕費や葬儀代・墓石費用のような大きな出費になりえるもの、孫の誕生などのライフイベントが起こることも想像できます。

よりリアルに老後の生活をシミュレーションできているかどうか、改めて考える必要があるかもしれません。

老後資金で気をつけたいポイント

老後のリスクを5つ解説しましたが、ここでは老後資金に関して気をつけたいポイントを解説します。

老後資金は考慮しなければいけないことがたくさんあるので、ポイントをしっかり理解して運用するようにしましょう。

事前に老後の計画を立てる必要がある

老後資金は老後になる前に計画的に貯めるために、前述したさまざまなリスクを考慮して、リスクヘッジしながらあなたに必要な資金を具体的に計算しましょう。

具体的には、公的年金や高齢者医療制度のような公的保障を把握して、あなたに起こりえるライフイベントを整理し、必要な資金を生命保険や投資などで貯めていかなければいけません。

ちょっと難しいかも…と不安に思った場合は、早めにプロに相談することも1つの選択肢となります。

老後資金を管理する必要がある

そのときの情勢や制度によって、保険や投資を見直すことを忘れてはいけません。やりっぱなしではなく、しっかりと管理する必要があります。

お金の管理が得意な人は、老後資金用の口座を用意することでより管理しやすくなるのでおすすめです。

お金の管理が苦手な人は、プロに頼っていつでも相談できる環境にしておくといいでしょう。

老後資金の管理はSPJにお任せください

老後資金を貯めているけど、貯めすぎて使い切れないのではないか…という人へ向けて、貯めすぎても安心できない老後のリスクと老後資金で気をつけたいポイントを解説しました。

ここまで学んだ老後のリスクと老後資金で気をつけたいポイントをまとめていきます。老後のリスクとして次の5つがあります。

覚えておきたい老後のリスク
  • 医療費や介護費用がかさむリスク
  • 想定以上に長生きするリスク
  • 資産の偏りによるリスク
  • インフレによるリスク
  • 使いすぎるリスク

一般的な話ではなく、あなた自身に当てはめた場合のリスクを考えなければいけません。

老後資金で気をつけたいポイントとしては、事前に計画的に運用することと、やりっぱなしではなくしっかりと管理することが挙げられます。

ただ、資産運用は考えなければならないリスクがたくさんあり、状況も変化していきます。そのため、最初からプロに相談するという方法もあります。資産運用でお困りでしたら、ぜひ一度SPJへご相談ください。

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