LINE登録

分散投資のメリットとは?「3つの分散」でリスクを抑えよう!

「投資を始めたいけれど、失敗するのが怖い。」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?そこで役立つのが「分散投資」です!分散投資は投資のリスクを抑えながら、安定したリターンを目指す王道の投資手法と言われています。

今回は分散投資の基本から、メリット・デメリットまで分かりやすく解説します。これから投資を始める方も、すでに投資経験がある方も、ぜひ参考にしてくださいね!

著者プロフィール

Nakaiメイン画像

中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

【Facebook(Meta)】 https://www.facebook.com/profile.php?id=61554559108726

【Instagram】 https://www.instagram.com/spj.ken/

【X】 https://twitter.com/spj951

目次

そもそも分散投資とは?

分散投資とは、投資先を一つに限定せず、複数の投資先に資金を分けて投資する方法です。

卵は1つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。これは、もし1つのカゴに全ての卵を入れていて、そのカゴを落としてしまったら、卵が全て割れてしまいますが、複数のカゴに分けて入れておけば、1つのカゴを落としても他のカゴの卵は無事だという教えです。

投資は、1つの商品に全資金を投入すると、その商品の価格が下落した場合に大きな損失を被るリスクがあります。しかし、複数の商品に分散投資することで、一部の商品が値下がりしても、他の商品でカバーできる可能性があるのです。

分散投資には主に3つの方法があります。それぞれ詳しく見ていきましょう!

資産の分散

資産の分散とは、株式、債券、REIT、金、仮想通貨などの異なる特性を持つ資産クラスに投資することです。これらの資産は値動きやリスク特性が異なるため、組み合わせることでリスクを分散できます。

資産の分散例

資産クラスの分散例
景気が良くなると株式は上昇しやすく、債券は下落しやすい傾向があります。逆に景気が悪くなると株式は下落しやすく、債券は上昇しやすいという逆の動きをすることが多いのです。このように値動きが異なる資産を組み合わせることで、一方が下がっても他方が上がる可能性が高まり、全体としてのリスクを抑えることができます

銘柄の分散例
株式投資では、IT企業だけでなく、食品や医薬品など異なる業種の株式に投資することが有効です。同じ業種の株式は似たような値動きをすることが多いので、様々な業種に分散投資することで、特定の業種の不振による影響を軽減できるのです!

時間の分散

時間の分散とは、投資するタイミングを分散させることです。一度にまとまった資金を投入するのではなく、少しずつ定期的に投資することで、「高値づかみ」のリスクを減らすことができます

代表的な手法は「ドルコスト平均法」です。これは一定期間ごとに一定金額を投資する方法で、価格が高いときには少なく、安いときには多く買えるため、長期的に見ると平均購入単価を下げる効果が期待できます。

例えば、毎月3万円ずつ投資信託を購入すると、相場が上がっているときは3万円分で少ない口数しか買えませんが、相場が下がっているときは同じ3万円でより多くの口数を買うことができます。このように時間を分散させることで、投資タイミングの運に左右されにくくなるのです!

地域の分散

地域の分散とは、日本国内だけでなく、海外の資産にも投資することです。各国・地域によって経済状況や成長率は異なるため、地域を分散させることで一国の経済リスクを軽減できます

例えば、日本経済が低迷していても、アメリカや新興国の経済が好調であれば、全体としての影響を和らげられる可能性があります。また、通貨も分散されるため、円安・円高の影響も分散することができます

地域の分散を行う際は、先進国と新興国のバランスも考慮すると良いでしょう。先進国は安定性が高く、新興国は成長性が高いという特徴があります。

自分のリスク許容度に合わせて、適切な割合で分散投資することが大切です!

分散投資のメリット

分散には大きく3種類あり、これらを全て満たすことはとても難しいです。しかし、分散投資を行うメリットはそれ以上にあります。この章では、メリットを紹介します。

大きな損失を回避しやすい

分散投資の最大のメリットは、大きな損失を回避しやすいことです。全ての資産を一つの投資先に集中させると、その投資先が大きく下落した場合、資産全体が大幅に減少してしまいます。

しかし、分散投資をしていれば、ある資産が大きく下落しても、他の資産がその下落を一部相殺してくれる可能性があります。例えば、株式市場が暴落しても、債券や金などの資産が上昇すれば、全体としての損失を抑えることができるのです。

投資においては「負けない投資」が重要です。大きく負けてしまうと、その後の回復に時間がかかってしまいます。分散投資をすることで、大きな損失を避け、長期的な資産形成を続けやすくなります!

安定したリターンが期待できる

分散投資のもう一つの大きなメリットは、安定したリターンが期待できることです。値動きの異なる資産を組み合わせることで、リターンの振れ幅(リスク)を小さくすることができます。

単一の資産クラスへの投資は年によって大きくリターンが変動しますが、複数の資産クラスに分散投資した場合は、比較的安定したリターンになる傾向があります。

安定したリターンは、特に長期の資産形成において重要です。大きく上下するよりも、着実に資産を増やしていくことで、複利効果を最大限に活用することができるからです。長期的な視点で投資を行うなら、分散投資は必須の戦略と言えるでしょう!

分散投資のデメリット

この章では分散投資のデメリットを解説します。資産運用の目的によってはそぐわない可能性があります。

短期的に大きなリターンを得にくい

分散投資には素晴らしいメリットがある一方で、デメリットも存在します。その一つが、短期的に大きなリターンを得にくいことです。

集中投資では、投資先が好調であれば大きなリターンを得られますが、分散投資では他の資産がその上昇を一部相殺してしまいます。例えば、ある株式が100%上昇しても、ポートフォリオ全体に占める割合が10%であれば、全体のリターンは10%にしかなりません。

投資における注意点

短期間で大きな利益を狙いたい場合、分散投資は向いていないかもしれません。ただし、短期的な大きなリターンには、それに見合ったリスクも伴うことを忘れてはいけません!投資は自分の目標やリスク許容度に合わせて、戦略を選ぶことが大切です。

投資先の管理が複雑になる

分散投資のもう一つのデメリットは、投資先の管理が複雑になることです。複数の投資先に資金を分散させると、それだけ管理する対象が増えます。

それぞれの投資先の状況を把握し、適切なタイミングで売買の判断をするのは、時間と労力がかかります。特に個別株や個別債券に分散投資する場合は、その傾向が強くなります。

また、複数の金融機関や口座を利用することになると、手数料が余計にかかる可能性もあります。この点を解決するためには、分散投資の利点を活かしつつ、投資信託やETFなどの「すでに分散されている商品」を利用するという方法もあります。自分の投資スタイルやライフスタイルに合わせて、管理しやすい分散投資の形を見つけることが重要です!

自分に合った分散投資をしよう

分散投資は「卵を一つのカゴに盛るな」という格言通り、リスクを分散させる効果的な投資手法です。資産、時間、地域という3つの分散を意識することで、大きな損失を回避しながら、安定したリターンを目指すことができます。

もちろん、短期的な大きなリターンは期待しにくく、管理も複雑になるというデメリットはありますが、長期的な資産形成を考える上では、分散投資は欠かせない戦略と言えるでしょう。

あなたも自分のリスク許容度や投資目標に合わせて、バランスの取れた分散投資を始めてみませんか?リスクを抑えながら、着実に資産を増やしていきましょう!

資産運用は考えることが多く、そして人それぞれに適した運用方法があります。そして、それを判断することはとても難しいです。SPJの公式LINEでは、富裕層の資産形成のノウハウを提供させていただいています。友だち登録特典でも有益な情報をお送りしていますので、ぜひこの機会に友だち登録をしてみて下さいね!

目次