
暗号資産ってよく聞くけど、そもそも何なのかよくわからない…



仮想通貨とどう違うの?難しそうで手を出せない…



実は、暗号資産はその仕組みや特徴を正しく理解すれば、初心者でも安心して学べる新しい資産の形です。
この記事では、暗号資産とは何かをわかりやすく説明し、4つの基本的な特徴、現金や電子マネーとの違い、注意すべきリスク、そして資産形成の第一歩としてどう向き合えばよいかまで丁寧に解説していきます。ぜひ最後まで読んでみて下さい!
暗号資産とは?4つの特徴





暗号資産って、なんとなく難しそう…



特徴を一つひとつ知れば、意外とすんなり理解できますよ。
- 物理的な実体のないデジタルデータである
- ブロックチェーン技術を利用している
- 中央管理者がいない
- インターネット上で24時間365日取引できる
まずは特徴をひとつずつ見ていきましょう。
物理的な実体のないデジタルデータである
暗号資産は、現金や金(ゴールド)のように「手に取れるモノ」ではありません。
スマートフォンやパソコンの中に存在する、いわゆるデジタル上の通貨です。



それって本当に価値があるの?



たしかに実体がないと不安に感じるのは当然です。よく考えてみてください。私たちが使っているネットバンキングのお金や、交通系ICカードの残高も、目に見えない数字でしかありません。
暗号資産もデジタルデータがお金の役割を果たすという意味で、ネットバンキングのお金と同じように考えることができます。
ブロックチェーン技術を利用している
暗号資産が注目されている大きな理由の一つが「ブロックチェーン」という技術に支えられていることです。ブロックチェーンとは、取引データを「ブロック」という単位で記録し、それを鎖のように連ねていく仕組みです。
チェーンで連ねる技術によって、一度記録された内容は改ざんが非常に難しくなり、信頼性が高まります。そして、一連のデータは一部の企業や人ではなく、世界中のコンピューターに分散して保存されています。データが分散されることにより、不正やハッキングにも強く、透明性の高い仕組みが実現されています。
中央管理者がいない
銀行や国などの「管理者」がいないのも、暗号資産の大きな特徴です。
たとえば、私たちが使っている円やドルといった通貨は、国や中央銀行によって管理されています。
しかし、暗号資産にはそのような中央機関が存在しません。



それって危なくないの?心配です…



ブロックチェーンが重要な役割を果たしています。
取引の記録が公開され、みんなで確認し合う仕組みになっているため、不正が起きにくいのです。
誰かが一方的にルールを変えることもできず、公平に運用される仕組みである点が、多くの人から支持を集めている理由です。
インターネット上で24時間365日取引できる
暗号資産は、インターネットさえあれば、時間も場所も関係なくいつでも取引することができます。
株式市場や銀行のように「営業時間」が決まっているものとは違い、深夜や休日でも自分のタイミングで自由に売買できるのが大きなメリットです。
特にスマートフォンアプリなどを使えば、難しい操作を覚えることなく取引を始めることができます。自由度の高さが、世界中で利用者が増えている理由のひとつといえます。
暗号資産は現金・電子マネーとどう違う?





暗号資産と現金や電子マネーって、どう違うのでしょうか?



それぞれの特徴を比較すれば、違いがスッキリとわかります。
- 現金(法定通貨)との違い
- 電子マネーとの違い
それぞれの違いを見てみましょう。
現金(法定通貨)との違い
まずは「現金」との違いから見ていきましょう。現金、つまり日本円や米ドルといった法定通貨は、国が発行して管理しています。現金の価値は国家の信用によって支えられており、私たちは日常的に疑問を持たずに使っていますよね。
一方で、暗号資産には発行元となる「国」や「中央銀行」が存在しません。
誰か一人がコントロールしているわけではなく、取引の仕組み自体がブロックチェーンによって運用されています。
また、現金は基本的に「手渡し」でのやりとりが可能ですが、暗号資産はインターネットを介してやりとりされます。つまり、物理的な移動がなく、すべてがデジタルの世界で完結するのです。
さらに大きな違いが、価値の変動幅です。法定通貨は比較的安定していますが、暗号資産は日々価格が大きく変動することも珍しくありません。このボラリティの高さが、暗号資産の魅力であると同時に、注意すべき点でもあります。
電子マネーとの違い
次に、電子マネーとの違いについて見ていきましょう。SuicaやPayPayなどの電子マネーも、スマートフォンやカードを使ってキャッシュレスに支払える点では、暗号資産と似ているように感じられるかもしれません。
しかし、仕組みはまったく異なります。電子マネーは、もともと所持している現金を「チャージ」して使う仕組みです。使用の裏には必ず日本円のような法定通貨が存在しています。
一方で、暗号資産はチャージや預け入れではなく、暗号資産自体が価値を持った通貨として機能しています。また、電子マネーの残高や利用データは運営会社が一元管理していますが、暗号資産は特定の企業が管理するのではなく、分散されたネットワークによって成り立っています。
つまり、電子マネーは「企業が発行・管理するデジタル通貨」、暗号資産は「世界中のネットワークに支えられたデジタル通貨」と言い換えることができるでしょう。
こうして比べてみると、同じように見えるキャッシュレスの手段でも、根本的な仕組みはまったく異なることがわかりますね。
●デジタル通貨
- SuicaやPayPayなど
- 円などの法定通貨を「チャージ」して使う
- 企業が発行・管理するデジタル通貨
●暗号資産
- ビットコインなど
- チャージや預け入れではなく暗号資産自体が価値を持った通貨分散されたネットワーク
- 世界中のネットワークに支えられたデジタル通貨
暗号資産は価格変動やトラブルに注意をしよう


暗号資産には大きな可能性がある一方で、注意しておくべきリスクも存在します。
特に気をつけたいのが「価格の変動」と「トラブル(ハッキング・詐欺など)」です。
このリスクは暗号資産ならではの特徴でもあるため、あらかじめ理解しておくことでリスクを最小限に抑えることができます。
・日々の価格変動が非常に大きい
まず、暗号資産は日々の価格変動が非常に大きいです。数時間のうちに何万円も上下することも珍しくなく、「儲かるかもしれない」という期待につながる一方で「一気に損をするかもしれない」という不安にもなり得ます。株式投資やFXと同様に、暗号資産を扱う際には冷静な判断とリスク管理が欠かせません。
・セキュリティとトラブル
もうひとつ大切なのが、セキュリティとトラブルの問題です。暗号資産はインターネット上で管理されているため、ウォレット(資産を保管するデジタル財布)がハッキングされたり、詐欺に遭うリスクもあります。さらに、取引所のシステム障害や倒産といったリスクもゼロではありません。
暗号資産を始めるなら、以下のような基本的な対策をしっかり行うことが大切です。
たとえば「信頼できる取引所を選ぶ」「二段階認証などのセキュリティ設定を行う」「一度に大金を投入しない」などの備えが必要です。
このように、暗号資産には夢がある一方で、リスクもつきものです。正しく知識を身につけ、安心して向き合えるように準備を整えることがとても大切です。
資産形成の第一歩を踏み出そう





暗号資産に少し興味が出てきたけれど、どう始めればいいのか迷っていませんか?ポイントを押さえれば、誰でも安心して一歩を踏み出すことができます。ここから行動する準備を整えていきましょう。
ここまで、暗号資産とは何か、その特徴や他の通貨との違い、注意すべきリスクについてお伝えしてきました。「暗号資産って難しそう」と思っていた方も、少しずつイメージがつかめてきたのではないでしょうか。
大切なのは、焦らず、でも着実に理解を深めていくことです。
特にこれから資産形成を考えている方にとって、暗号資産は新しい可能性のひとつになり得ます。
ただし、リターンを期待するだけでなく、リスクへの備えも忘れずに行うことが大前提です。
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わかりやすく解説していますので「まだよく分からない…」という方にもぴったりです。まずは小さな一歩から。自分のペースで、未来のための資産形成を始めてみましょう。