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分散投資のポートフォリオとは?基礎知識と4ステップの作り方!

「資産運用を始めたいけれどリスクが心配」「効率的に資産を増やす方法がわからない」とお悩みではありませんか?

そんな方におすすめなのが「分散投資」における「ポートフォリオ」の構築です。

分散投資とは、異なる資産や地域、時間などに投資先を分けることで、リスクを軽減しながら安定したリターンを目指す投資手法です。

ポートフォリオは、これらの投資先を組み合わせた資産の配分計画を指します。適切なポートフォリオを作成することで、市場の変動に強い資産運用が可能になります。

本記事では、ポートフォリオの基本的な考え方から、分散投資のメリット、そして実際にポートフォリオを作成するための4つのステップまでを、初心者にもわかりやすく解説します。

資産運用を始めたい方、リスクを抑えた投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

著者プロフィール

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中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

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目次

ポートフォリオの基礎知識

資産運用を始めるにあたってまず理解しておきたいのが「ポートフォリオ」の基本です。これはリスクを抑えながら効率的に資産を増やすための重要な考え方となります。

ポートフォリオとは?

ポートフォリオとは、投資家が保有する資産の組み合わせのことを指します。

株式、債券、不動産、現金など、異なる資産クラスを組み合わせることでリスクを分散し、安定したリターンを目指すことができます。

適切なポートフォリオを構築することで、市場の変動に強い資産運用が可能になります。

ポートフォリオを作るメリット

ポートフォリオを作成する主なメリットは、リスクの分散とリターンの安定化です。

異なる資産クラスは、経済状況や市場の変動に対して異なる反応を示すため、一つの資産が値下がりしても、他の資産でカバーすることが可能です。

これにより、全体の資産価値の変動を抑えることができます。

ポートフォリオの基本形

一般的なポートフォリオの基本形として、以下のような資産配分が挙げられます。

基本型
  • 国内株式:25%
  • 国内債券:25%
  • 外国株式:25%
  • 外国債券:25%

このように、資産、地域、通貨を分散することで、リスクを抑えたバランスの良いポートフォリオを構築できます。

国内株式と外国株式を組み合わせることで、国内外の経済状況に対応できる柔軟な運用が可能になります。

分散投資のポートフォリオの作り方

効果的な分散投資を行うためには、計画的なポートフォリオの構築が欠かせません。ここでは、初心者でも実践できる4つのステップをご紹介します。

①投資の目的・目標金額を明確にする

まず、投資の目的や目標金額を明確にしましょう。

例えば、「老後の資金として20年後に2,000万円を準備したい」といった具体的な目標を設定することで、必要なリターンやリスク許容度が明確になります。

目標が明確であればあるほど、適切な資産配分や投資戦略を立てやすくなります。

②リスク許容度から資産配分を決める

次に、自身のリスク許容度を考慮して資産配分を決定します。

一般的にリスクを抑えたい場合は、債券の比率を高め、リターンを重視する場合は株式の比率を高めると良いでしょう。

例えば、リスクを抑えたい方は「国内債券40%、外国債券30%、国内株式15%、外国株式15%」といった配分が考えられます。

また、年齢やライフステージに応じて資産配分を調整することも重要です。

③購入する商品を決める

資産配分が決まったら、具体的に購入する商品を選びます。

様々な投資先から、自身で商品の内容を確認し、投資を進めても構いません。

また、投資信託やETF(上場投資信託)を活用することで、少額からでも分散投資が可能です。投資信託先の例をあげると、全世界株式に投資する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や、国内債券に投資する「ニッセイ国内債券インデックスファンド」などがあります。

さらに、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度を活用することで、効率的な資産形成が期待できます。

どの商品を買うかがやはり一番の悩みどころとなるでしょう。事前に決めた資産配分をもとに、どのような投資方法を選ぶか、しっかりと決めて行動してみて下さい。

④定期的な見直しを行う

ポートフォリオは一度作成したら終わりではありません。市場の変動や自身のライフステージの変化に応じて、定期的に見直しを行いましょう。

例えば、年に一度、資産配分が当初の目標から大きくずれていないか確認し、必要に応じてリバランス(資産配分の調整)を行うことが重要です。

投資環境や経済状況の変化にも注意を払い、柔軟に対応することが求められます。

ライフステージに応じて、適切な資産配分は異なります。以下に、年代別の一般的な資産配分の例を示します。

20〜30代:積極的な資産形成期
  • 国内株式:40%
  • 外国株式:40%
  • 国内債券:10%
  • 外国債券:10%

若いうちはリスクを取りやすいため、株式の比率を高めに設定し、長期的なリターンを狙います。

40〜50代:安定と成長のバランス期
  • 国内株式:30%
  • 外国株式:30%
  • 国内債券:20%
  • 外国債券:20%

家計の安定を図りつつ、引き続き成長を目指すバランスの取れた配分が適しています。

60代以降:資産の保全と活用期
  • 国内株式:20%
  • 外国株式:20%
  • 国内債券:30%
  • 外国債券:30%


リスクを抑え、安定した収益を重視するため、債券の比率を高めに設定します。これらの配分はあくまで一例であり、個人の状況や市場環境に応じて調整が必要です。

ポートフォリオに迷ったらSPJにご相談ください

分散投資のポートフォリオ作成は、リスクとリターンのバランスを考慮しながら、自身の目的や状況に合わせて行う必要があります。

しかし、初めての方にとっては難しく感じることもあるでしょう。そんなときは、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

私たちSPJでは、資産運用のプロフェッショナルが、あなたの目的や状況に合わせた最適なポートフォリオ作成をサポートいたします。LINE公式アカウントに登録いただくと、無料相談や最新の投資情報をお届けしています。ぜひご活用ください。

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