LINE登録

老後資金は500万円あれば十分?足りない理由と対処法を紹介!

老後資金が500万円しかない場合、本当にそれで生活していけるのか不安になる方も多いかもしれません。最近では、老後に必要な金額として2,000万円という数字が話題になったこともあり、「うちはそこまで用意できないけど大丈夫かな…」と心配になるのは自然なことです。

実際には、住んでいる地域や生活スタイル、持ち家の有無、年金額などによって、必要な老後資金は大きく異なります。ただ、500万円という金額では、多くのケースで十分とは言えず、ある程度の工夫や対策が必要です。

この記事では、老後資金が500万円しかない場合に考えたい暮らし方や、将来困らないための備え方について詳しく解説していきます。

著者プロフィール

Nakaiメイン画像

中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

【Facebook(Meta)】 https://www.facebook.com/profile.php?id=61554559108726

【Instagram】 https://www.instagram.com/spj.ken/

【X】 https://twitter.com/spj951

目次

老後資金500万円で暮らす方法

500万円では不安は大きい

老後の平均的な生活費は、夫婦2人の無職世帯で月におよそ22〜28万円程度と言われています(総務省「家計調査年報(2022年)」および生命保険文化センター「生活保障に関する調査(2022年度)」より)。仮に年金収入が月に15万円あったとしても、毎月7〜13万円の不足分を貯金から補う必要があるため、500万円の貯金ではわずか数年で底をついてしまう可能性があります。

また、長生きするほどお金が必要になるため、「何年暮らせるか」といった不安は避けて通れません。医療費や介護費用などの突発的な出費を考えると、500万円では心もとないのが実情です。

ある程度の収入を得ることが必要

老後も少しでも収入を得られる手段があると、生活の安心感が格段に増します。たとえば、年金以外にパートや副業、または資産運用によって月に数万円の収入があるだけでも、家計は大きく助かります。

最近では、シニア向けの仕事や在宅でできる軽作業も増えており、自分のペースで働ける環境が整いつつあります。年金に加えたプチ収入を目指すことが、老後資金に余裕を持たせるカギです。

健康維持も重要な要素

老後の支出で意外と大きいのが医療や介護に関する費用です。持病があれば通院費や薬代がかさみますし、介護が必要になると一気にお金がかかってきます。

だからこそ、日頃からの健康管理が非常に重要です。適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけ、病気を予防することが、結果的に老後資金の節約につながります。

老後資金500万円で暮らすには

実際に老後資金が500万円という状況で暮らしていくには、まず生活コストの見直しが欠かせません。家賃のかからない持ち家に住んでいるかどうかで支出は大きく変わります。持ち家であれば、固定資産税や修繕費はかかるものの、賃貸よりは安定した生活が可能です。

生活費を抑えるために...

地方や田舎への移住を検討する人も!

地方では物価が比較的安く、人付き合いがあたたかい地域も多いため、心地よく暮らしやすいという声もあります。

老後資金を貯めないデメリット

突然の出費に備えられない

老後の生活では、病気やケガによる医療費、家電の突然の故障、親族の冠婚葬祭など、予期せぬ支出がつきものです。こうした急な出費に備えて貯金がなければ、日常生活に支障が出たり、やむを得ず借金に頼ることになりかねません。

特に高齢になると収入源が限られるため、一度赤字に転じると回復が難しくなります。老後を安心して過ごすには、突発的な支出への備えが欠かせません。

長生きリスクに備えられない

日本人の平均寿命は男女ともに延びており、90歳を超える方も年々増加しています。長生きするのは素晴らしいことですが、その分だけ生活費や医療・介護費用がかさむことは避けられません。

仮に70代で資金が尽きてしまうと、その先の数十年をどう生きるかという深刻な問題に直面します。短期間のやりくりだけでなく、「長く生きること」を前提とした資金計画が必要です。

社会の変化に対応できない

物価の上昇や税金・保険料の増加、年金制度の改正など、社会は常に変化しています。将来どのような制度改定があるかは予測できず、支出が増える一方、収入が減る可能性もあります。中には「老後2,000万円はいらない」という意見もありますが、それは持ち家や十分な年金があるごく一部のケースです。

十分な備えがなければ、変化に対応できず、老後の暮らしが不安定になるリスクが高まります。

このようなリスクに備えるためにも、計画的に老後資金を準備することが大切です。備えがあるだけで、精神的な安心感や生活の自由度が大きく変わってきます。将来の不安を減らし、ゆとりある暮らしを実現するための第一歩が「貯めること」です。

老後資金は資産運用で準備しよう

貯金だけで老後資金を賄うのは難しい時代です。そこで注目されているのが資産運用です。少額からでも始められる積立投資やiDeCo、NISAなどは、長期的に見れば大きな助けになります。

特に、年齢に応じたリスクを抑えた運用方法を選べば、安定的に資産を増やしていくことも可能です。「老後貯金の目安」に届かないと感じるなら、今からでも遅くありません。早めの行動が将来の安心につながります。

老後資金で困ったら専門家に相談を

「老後のために何から始めればいいのかわからない」「夫婦2人で老後を乗り切るにはあといくら必要?」など、老後資金に関する不安は人それぞれです。

老後資金で不安を感じている方には、ぜひSPJ公式LINEの友だち登録をおすすめいたします。公式LINEに友だち登録していただくと、富裕層の資産形成プロセスに関する知識をプレゼントしています。

ぜひこの機会に具体的なプロの視点を手にしてみて下さいね。一人で悩まず、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。

目次