家計管理が続かなくて、苦手意識を持っている方は意外と多いと思います。でも、家計管理はお金の不安をなくし、豊かな人生を送るために必要なことです。
わかってはいるけど、考えるだけで面倒だと感じてしまう人には「袋(ファイル)分け家計管理法」がおすすめです。この方法なら、項目ごとに予算の金額を袋に分けて、その金額の中でやりくりすればよいので、細かく家計簿をつける必要はありません。
今回は「袋(ファイル)分け家計管理法」のメリットや方法についてご紹介します。家計に余裕を持つことが資産形成の第一歩になります!資産形成のために何から始めようか迷っている方は、ここから始めてみてはいかかでしょうか?
家計管理をファイルで行う「袋分け家計管理法」とは?

「袋分け家計管理法」とは、家計の支出を管理する方法の一つです。支出の項目ごとに現金を袋(ファイル)分けし、ファイルにまとめて管理します。
それぞれの袋の中にある現金を予算にして、その中でやりくりすればよいので、レシートを取っておいて、あとで家計簿をつける必要がありません。いつも家計簿が続かないという人や、面倒くさがりの人にもおすすめの方法です。
家計管理にファイルを使うメリット

「袋(ファイル)分け家計管理法」はシンプルで分かりやすく、続きやすいとSNSでも話題です。その家計管理法には次のようなメリットがあります。
残金が見えるので使いすぎを防止できる
家計管理にファイルを使うメリットは、残っているお金が可視化でき、使いすぎを防止できることです。項目ごとの残金が一目でわかるため、次の給料日までに、あとどのくらい使っていいのかを把握できます。
お金が減っていくのが目に見えてわかるので、使いすぎたくないという意識がうまれます。
シンプルなので家計簿が苦手でも続けやすい
仕組みが簡単なので、家計簿が苦手な人や、挫折したことがあるという人にもおすすめです。家計簿はレシートを取っておき、あとから記入するという手間がかかってしまうので、面倒になって続かなくなってしまいがちです。
しかし、あらかじめ項目ごとに予算を決めておけば、予算の範囲に収まりさえすればオッケーなので、家計管理であれこれ考えたくないという方でも続けやすいです。
ファイルを使った家計管理の方法

「ファイルを使った家計管理なら続けられそう!」と興味を持った人もいるでしょう。ファイルを使った家計管理の方法を具体的にご紹介します。
給料日に予算を引き出す
まずは給料日に、使う予定のお金を引き出しましょう。この時、固定費は毎月使う額がほぼ変わらず、ほとんどの場合は口座引き落としになっていることが多いため、変動費分を引き出して用意しましょう。
固定費:家賃、水道光熱費、保険料、通信費、教育費、自動車費など
変動費:食費、日用品費、交通費、医療費、被服費、美容代、娯楽費、交際費など
支払いはクレジットカードやキャッシュレスでする分も、予算を袋分けするために、いったん引き出します。すべて千円札にしておくと、次で紹介する「項目ごとに現金を振り分ける」際に、現金を袋分けしやすくなります。
項目ごとに現金を振り分ける
引き出した予算を項目ごとに現金に振り分けていきます。最初のうちは達成できそうなギリギリの予算設定にしておきましょう。あまり余裕のない予算を組んでしまい、早々に予算を使い切ってしまうとやる気が続かなくなってしまいます。
様子を見て次の月から予算を調整していくとよいでしょう。先ほどもご紹介した振り分ける項目の変動費の例は次のとおりです。
食費、日用品費、交通費、医療費、被服費、美容代、娯楽費、交際費、その他など
項目を分けすぎると仕分けが面倒になってしまうので、まずは「食費」「日用品費」「その他」くらいのざっくりとした項目で分けてもよいでしょう。
食費などは買い物の回数が多くなるので、1週間ごとに予算を分けるのもおすすめです。それぞれやりやすい方法で試してみてください。
失敗しないためにできる工夫

家計管理が上手くいかなくなるとモチベーションが下がり、続けるのが嫌になってしまいます。失敗せず続けるための工夫をご紹介します。
定期的に予算を見直す
袋分け家計簿を1ヵ月実践したら、必ず残金を確認しましょう。予算金額ー残りの金額=支出金額となるので、支出金額を記録します。
予算が不足してしまった項目、逆に余った項目があれば次の月の予算を組みなおします。毎月繰り返すと、家計管理が上手になっていき、お金がたまりやすくなります。
記録した支出金額のメモは、後から見返せるように残しておくとさらによいでしょう。お金の支出は毎月変動が大きいものもあると思います。1年を通して家計管理ができると、次の年から前年の同じ月にどれくらい使っていたか確認できて、予算の見通しが立てやすくなります。
予備費を作っておく
予算が足りなくなってしまった時のために予備費を作っておくことも大事です。例えば食費を使いすぎて予算がなくなってしまった場合、他の項目の袋から借りずに、予備費から立替払いをしましょう。
時には予想していなかった出費が必要になることもあるでしょう。思わぬ出費があった時のために予備費を作っておくと、いつでも対応することができるので、挫折しにくくなりますよ。
余剰資金を活用しませんか?

家計管理が上手くできるようになると、貯金がどんどん貯まりやすくなっていきます。生活が豊かになり、余剰資金もできてくるでしょう。
余剰資金を活用して今度は資産運用も視野に入れてみませんか?上手く活用できれば資産が増えて、ますます生活が豊かになりますよ。
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