「投資を始めてみたいけれど、複利の効果がどれくらいなのか知りたい」「複利をシミュレーションして将来の資産がどう増えるのかイメージしたい」と思う方もいるかもしれません。
実は、複利の仕組みや計算式を理解してシミュレーションすることで、資産形成のスピードや将来の増え方をより正確に把握でき、効率的な投資計画を立てることが可能です。
この記事では、複利の基本的な計算式から、投資リターンを受け取った場合と再投資した場合の違い、さらに「72の法則」や「115の法則」といった複利計算に役立つシンプルな法則まで詳しく解説します。
複利の計算式とは?


投資の複利計算は難しそう……と感じる方も多いですよね。
ですが、複利の仕組みを正しく知れば、意外とシンプルで理解しやすいんです。
複利とは、投資で得られた利益を元本に組み込み、その元本をさらに増やしていく考え方です。単利の場合は「元本のみに利息がつく」仕組みですが、複利では「元本+利息」にさらに利息がついていくため、雪だるま式に資産が膨らんでいきます。
複利を計算するときの基本的な式は以下のとおりです。
最終金額=元本×(1+利率)^期間
例えば、100万円を年利5%で10年間運用するとしましょう。単利計算であれば「100万円+(100万円×0.05×10年)=150万円」になりますが、複利計算の場合は「100万円×(1+0.05)^10=約162万円」となります。
このように、同じ投資でも「利息をそのままにするのか、それとも再投資するのか」で将来の金額に大きな差が生まれるのです。
複利の効果は投資期間が長いほど大きくなります。短期的には差が小さくても、10年、20年と時間をかけることで驚くほど大きなリターンへと成長していくのです。
投資の複利をシミュレーション





投資で複利がどのくらい効くのか気になりますよね。
実際のシミュレーションを見ることで疑問が解決します。
- リターンを受け取った場合
- リターンを再投資した場合
では、順番に見ていきましょう。
リターンを受け取った場合
まずは、投資から得られたリターンを受け取って、そのまま消費したり、別の用途に回したりするケースです。
例えば、100万円を年利5%で投資したとしましょう。毎年5万円の利益が得られますが、この5万円を毎年受け取ると、10年後には「100万円(元本)+50万円(利息)=150万円」となります。
得られた利益を再投資しないため、資産の増え方は一定で、右肩上がりではなく「階段状」に伸びていきます。
この方法は「投資からの収入をすぐに生活費に回したい」「毎年のキャッシュフローを重視したい」という方には適していますが、長期的な資産形成という観点では効率が落ちる点を理解しておきましょう。
リターンを再投資した場合
次に、投資から得られたリターンをすべて再投資した場合を考えてみます。
同じ条件で100万円を年利5%で投資し、毎年の利益を再投資するとどうなるでしょうか。複利計算により、10年後には約162万円になります。単利と比較すると約12万円もの差が出るのです。
さらに、20年運用するとその差はもっと広がります。単利なら「200万円」ですが、複利で再投資を続けると「約265万円」にまで膨らみます。
複利の真価は「長期投資」によって発揮されます。短期ではあまり差がなくても、10年、20年と時間をかけることで大きな差が出るのです。
リターンを再投資することで、お金がお金を生む「資産の加速度的な成長」を体感できるでしょう。
投資の複利計算ができる法則:一括投資のケース





投資が何年で倍になるか知りたいときってありますよね。
実は、複雑な計算をしなくても簡単に目安を出せる方法があります。
- 2倍になる期間がわかる「72の法則」
- 3倍になる期間がわかる「115の法則」
それでは、具体的に見ていきましょう。
2倍になる期間がわかる「72の法則」
「72の法則」は、一括投資をしたときに資産が2倍になるまでの期間をざっくり計算できる便利なルールです。
計算方法はとてもシンプルで「72÷利率」をすれば、2倍になるおおよその年数が出てきます。
・年利6%で運用する場合は「72÷6=12年」12年後には資産が約2倍になる計算です。
・年利3%なら「72÷3=24年」で倍になります。
もちろん正確な複利計算をすれば多少の誤差は出ますが、目安として非常に使いやすく、投資計画を立てるときの指針になります。
3倍になる期間がわかる「115の法則」
資産を2倍ではなく「3倍にしたい」と思ったときに役立つのが「115の法則」です。
こちらの計算式も同様に「115÷利率」で求められます。
・年利5%で運用する場合は「115÷5=23年」となり、23年後には資産が約3倍に増えるイメージです。
・年利10%なら「115÷10=約12年」で3倍に到達します。
このように、単純な割り算だけで資産が3倍になる目安を計算できるため、将来の投資ゴールを考える際にとても役立つ法則です。
投資の複利計算ができる法則:積立投資のケース





毎月コツコツ積立投資をしている方も多いですよね。
そんなときも「何年で資産が倍になるか」を知る方法があります。
- 2倍になる期間がわかる「126の法則」
- 3倍になる期間がわかる「190の法則」
では、積立投資で使える法則を見ていきましょう。
2倍になる期間がわかる「126の法則」
積立投資の場合は、元本が一度に投下されるわけではなく、毎月少しずつ積み上げていくため、単純な「72の法則」では期間を測るのが難しくなります。
そんなときに役立つのが「126の法則」です。
計算式は「126÷利率」で、積立投資が2倍になるおおよその年数を求めることができます。
例えば、年利6%で毎月積立をした場合は「126÷6=21年」で資産が2倍に到達します。
一括投資に比べると時間がかかるのは、元本が徐々に増える積立投資の特徴だからです。
年利6%で毎月1万円を積み立てると、21年間の元本は252万円になります。これを複利で運用した場合、最終的には約504万円となります。
それでもコツコツ積み立てていくことで、長期的には大きなリターンを見込めるのが積立投資の強みと言えます。
3倍になる期間がわかる「190の法則」
積立投資で資産を「3倍」にしたい場合に使えるのが「190の法則」です。
計算方法は「190÷利率」です。
例えば、年利5%で毎月積立を行う場合は「190÷5=38年」で資産が3倍になります。
年利7%なら「190÷7=約27年」で到達する計算です。
年利7%で毎月1万円を積み立てると、27年間で元本は324万円になります。これを複利で運用した場合、最終的には約957万円となり、資産はおよそ3倍に増える計算です。
積立投資は一括投資と比べると、資産が増えるスピードはやや緩やかですが、時間を味方につけることで確実に成果が積み上がっていきます。
また、毎月の積立額を少しずつ増やすだけでも複利の効果は大きくなるため、自分のライフプランに合わせて柔軟に調整できるのも魅力です。
こちらの記事では、複利がいつつくのかについてわかりやすく解説しています。こちらも併せて参考にしてみてくださいね。


あなたにあった運用計画を立てよう





ここまで、複利の計算式やシミュレーション、一括投資や積立投資で使える便利な法則をご紹介してきました。
複利の仕組みはシンプルですが、その効果は長期になればなるほど大きく、資産形成において欠かせない考え方です。
一括投資では「72の法則」や「115の法則」を使えば、資産が2倍や3倍になる目安がわかります。
また、積立投資では「126の法則」や「190の法則」によって、長期的な資産成長をシンプルにイメージすることができます。
複利の力を正しく理解し、自分にぴったりの投資スタイルを見つけることで、将来の資産形成はもっと楽しく、もっと安心できるものになります。
投資に正解は一つではありません。
「生活費の一部を補うために毎年のリターンを受け取りたい」という人もいれば「資産を長期で大きく増やしたいから複利を最大限活用したい」という人もいます。大切なのは、自分のライフスタイルや目標に合わせた運用計画を立てることです。
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