前回中村さんから、オフショア法人の基本について教われたね。よくわかったわ!
そうだね。オフショア法人はいろいろメリットがあるってことがわかって良かったよね。
となれば、今度は実際のオフショア法人ってどんな感じなのか気になるわね。
実際にマレーシアに、オフショア法人作ったって人もいるみたいよ!
ならマレーシアのオフショア法人について、また中村さんに聞いてみようよ!
税負担を軽減しつつ、海外でビジネスの可能性を広げたい。そんな方にとって、オフショア法人は有効な選択肢の1つです。前回の記事では、そんなオフショア法人のアレコレについて解説しました。
今回の記事ではその応用編としまして、マレーシアでオフショア法人を立ち上げる際のポイントや注意点を、分かりやすく、そして具体的に解説していきますよ。
マレーシアのビジネス環境の魅力から始まり、実際にオフショア法人を設立する手順、文化的な違いに対応する方法まで、幅広くカバーしていくから、最後までチェックしてみてね。
私や私の友人が実際に経験した話も紹介するから、とても参考になると思いますよ!
最後には、私から見たマレーシアのオフショア法人の懸念点についても詳しく解説するからお見逃しなく!
この記事を読んで、あなたがマレーシアでのオフショア法人設立についての知識を得てもらえればうれしいです。
- マレーシアでのオフショア法人設立による税負担の軽減に興味がある方
- 新しい市場に挑戦し、ビジネスの機会を広げたいと考えている方
- オフショア法人設立のプロセスやメリット、デメリットを理解したい方
- マレーシアのオフショア法人の懸念点が知りたい方
下記の記事で、オフショア法人の基本について解説しています。まだの方はこちらもご覧ください!

マレーシアのビジネス環境

まずは、マレーシアの経済成長とビジネスフレンドリーな環境を紹介し、海外進出の魅力を解説していきます。
マレーシアと日本のちがいが気になるよね。ぜんぜんちがったらなんだか心配だよね…
そうよね。まずはそこからだわ。
マレーシアでのビジネス展開のメリット

マレーシアでビジネスを始めるのって、まるで新しい冒険に出るようなものなんです。なんといっても、マレーシアはめちゃくちゃエキサイティングな場所。
経済が急速に成長していて、さまざまな文化も受け入れる。それに、英語が通じるから、国際ビジネスの舞台にピッタリなんですよ。
政府も外国からのビジネスマンを歓迎していて、「ぜひこっちで起業してね!」って感じでサポートしてくれるんです。税金の面でも、スタートアップには嬉しい優遇策がいっぱいです。
マレーシアって、至れり尽くせりじゃない!
特にテクノロジーとかイノベーションの分野では、もうチャンスが転がってるって感じですね。
でも、多くのチャンスがある一方で、「地元の市場ってどんな感じかな?」って、ちょっとドキドキもするよね。マレーシアはASEANの真ん中にあって、周辺国へのアクセスも抜群。
この地理的な利点を活かせば、アジア中にビジネスを広げられるチャンスがグッと広がりますね。これは、グローバルにビジネスを展開したい企業にとって、すごく大きなメリットです。
ただね、マレーシアで成功するには、ただビジネスチャンスがあるからって飛び込むだけじゃダメ。地元の文化やビジネス習慣をリアルに理解する、これがすごく大事です。
マレーシア人とのビジネスは、ほどよい距離感と、相手をリスペクトする態度が必要なんですよ。
たしかに向こうからすれば、こっちは外国人だしね!
私の友人がマレーシアでビジネスを始めたときは、正直、最初は文化の違いに戸惑ったみたい。でも、地元の人たちとコミュニケーションを取るうちに、徐々に打ち解けていったみたいですよ。
そして今では、マレーシアでのビジネスで大成功を収めてる。彼から聞いた話だと、マレーシアでビジネスをするのは、ただの仕事じゃなくて、一緒に冒険するようなものだって言っていました。

マレーシアでビジネスを考えてるなら、心を開いて新しい文化や人々との出会いを楽しんでみる。それが、成功への第一歩かもしれません。
マレーシアの法人税制とビジネス環境の特徴


そしてマレーシアの法人税制とビジネス環境、これがまた面白いんです。まず、法人税率がめちゃくちゃ魅力的。海外のビジネスマンたちにとっては、まるで夢のような話なんです。
税率が低いってことは、ビジネスの利益が自分たちの手により多く残せるってことですからね。
やっぱりこれが最大の魅力よね!
でも、マレーシアの特徴は税金の話だけじゃないんです。マレーシアのビジネス環境の素晴らしいところは、政府が本当にビジネスフレンドリーなところ。
外国からの投資をガンガン奨励していて、スタートアップや中小企業に向けたさまざまな支援策があるんです。
例えば、特定の産業には税制上の優遇措置が用意されていたり、ビジネスを始めやすいように様々な手続きが簡素化されていたり。
それもいいわね!どこかの国とぜんぜん違うわ!
でもね、マレーシアでビジネスをするって、ただ儲かるからいいってわけじゃないんだ。この国でビジネスをすることで、新しい文化に触れたり、異なるビジネス手法を学んだりできる。
プライベートバンカーの私も、マレーシアでのそういう経験に学んだことは大きかったですよ。



マレーシアのビジネス環境は、新しい挑戦をしたい人にとって本当に素晴らしい場所なんです。わたしが過去に紹介してきたクライアントさんも気に入ってくれる方は多いですね。
マレーシアでのオフショア法人設立


ここでは、手続きのステップから必要な書類まで、マレーシアでオフショア法人を設立する方法を細かく案内します。



マレーシアで法人設立の手続きするのって、とってもハードルが高い気がするんだけど?
中村さんが注意点までレクチャーしてくれるみたいだから、しっかり教わってみようよ。
マレーシアでオフショア法人を設立する手続き


マレーシアでオフショア法人を設立する手続きって、実はそこまで難しくないんだけど、やっぱり1歩1歩慎重に進める必要がありますね。
まるで新しいレシピで料理を作るみたいに、手順を間違えないように注意深く進めなきゃいけないんです。
確かに、手順をまちがったら大変よ!
まず、ビジネスのアイデアが固まったら、どんな種類の会社を設立するか決める。マレーシアではさまざまな形態があるから、自分のビジネスプランに合った形を選ぶことが大切ですよ。
それから、会社名を考えて、マレーシアの会社登記所で名前が使えるかチェック。次に、必要な書類を揃える。これがちょっと大変かもしれないです。
設立申請書や株主と取締役の情報、会社の規約など、きちんと準備する必要があるからですね。これらの書類は、後でマレーシアの会社登記所に提出するよ。
書類が揃ったら、申請料を支払って、会社登記の申請をする。ここでちょっと待たなきゃいけないけど、すべてが順調に進んだら、会社設立の証明書を受け取れるよ。
そして、最後には銀行口座を開設して、ビジネスをスタートさせる準備が整う。



ここまでやって、ようやくスタートね!けっこう大変じゃない?
マレーシアでオフショア法人を設立するのは、手続きや書類が少し大変かもしれないけど、これから始まるビジネスへの準備期間なんだって思うと、すごく楽しみになってくるよね。
私の友人もマレーシアでオフショア法人を設立したときは、最初は「大丈夫かな?」って不安だったらしいけど、プロの助けを借りながらも1つ1つ手順を踏んでいくうちに、「これ、できるかも!」って自信がついてきたみたいだよ。



私も彼の話を聞いて、マレーシアでのオフショア法人設立ってちゃんと計画して進めれば怖くないんだって実感しましたよ。
設立におけるポイントと注意事項


ではマレーシアのオフショア法人設立についてのポイントと注意事項を紹介しますね。マレーシアでオフショア法人を設立する、それはまるで新しいスマホを手に入れて設定するみたいなものです。
ワクワクする反面、気をつけないといけない小さな落とし穴があります。
ちゃんと足元も見ることが必要ね。どんなことに注意するべきか教えて。
大事なのは、最初からしっかりと準備をして、「あれ?」と後で驚かないようにすることですね。まずはマレーシアでビジネスを立ち上げる前に、市場調査を徹底することがめちゃくちゃ大切ですよ。
新しいゲームアプリをダウンロードする前にレビューをチェックするのと同じで、事前にしっかり情報を集めておけば、後でびっくりすることは少なくなりますよね。
まずはマレーシアの市場のニーズや競争状況を理解し、ビジネス戦略を上手に立てれるようにしましょう。
そして次に、マレーシアの法律や税制を理解するのもすごく重要ですよ。
そこが大変そうよねえ!
これは、新しいスマホの使い方を1から学ぶようなもの。法律や税制については始めはむずかしいけど、知識がつけばビジネスをもっとスムーズに、効率的に進められるようになります。
私の友人も、最初法律や税制を理解するのが大変だったようです。しかし、自分でも勉強したり私などからアドバイスをもらうことで、少しずつでも詳しくなっていきましたね。
それ以外の注意点は、マレーシアは多文化国家でビジネスをする上で文化的な違いに気をつける必要があるということですね。
外国の友達とうまくやっていくためにその国の文化を学ぶのと同じで、相手の文化を理解し、尊重することが大切になってくるんです。それと、コストにも気を配らないといけない。
設立費用だけじゃなく、運営コストや税金などもちゃんとかかりますからね。新しいアプリをダウンロードするときに追加課金があるかチェックするみたいに、運用費用に備えておくのも大切ですね。



法律や税制を理解するところが、オフショア法人設立の1番むずかしいところかもしれないですね。
マレーシアのオフショア法人の事例


このセクションでは、オフショア法人の実例を通じて法人運営の秘訣を学びます。
無事オフショア法人が設立できたとしても、そこからがまた心配よねえ…
わかるわかる。事例を見て、参考にできること探して取り入れていこうよ。
マレーシアで活躍するオフショア法人の事例


ここでは、マレーシアでめちゃくちゃ活躍してるオフショア法人の話をしましょう。
あるテクノロジー系のスタートアップがあってですね、マレーシアのすごくいいところ、たとえば才能が豊富で、政府からのサポートが手厚いって点を活かして、あっという間に成長したんですよ。
この会社がマレーシアを選んだのは、税金が安いとか投資がしやすいとか、そういうお得な理由もあったけど、1番はマレーシアがアジアの真ん中にあって、どこへでも行きやすいから。
まるで、アジアのハブ空港みたいなものですよね。
交通の便がいいのね!
それとこの会社がうまくいった理由は、現地の文化をリスペクトして、地元の人たちと一緒に働いたことなんです。
地元のニーズをしっかりキャッチして、それにピッタリの製品を作り出すことに成功しました。
私の友人もその会社の話を聞いて、「マレーシアのビジネスって、柔軟性が大切なんだね」ってビックリしていました。
異なる文化の人たちと一緒に働くことで、新しいアイデアが生まれやすいし、チーム全体が力を合わせて大きなことを成し遂げられるようになるんですね。
郷に入っては郷に従えね。



この話から学べることは、マレーシアっていう国がどれだけ外国の企業にとって魅力的な場所か、そしてちゃんとした計画と地元の人たちへの理解があれば、どんなに大きな夢でも実現できるってことですね。
マレーシアでのオフショア法人の秘訣と学び


マレーシアでオフショア法人を成功させる秘訣って、結局のところ新しい場所でキャンプをするときの心構えに似ているんですよね。
未知の土地で、どうやって快適な場所を作り上げるか、それにはちょっとしたコツが必要。マレーシアでビジネスを始めようと思ったら、まずはその土地の文化や慣習を知ることからスタートしなきゃです。
キャンプ場の地図を見るみたいにどんな環境なのか把握して、何が必要でどう動けばいいのかを考える。そしてね、現地の人との関わりを大切にする。
キャンプで隣のテントの人と仲良くなるのと一緒で、現地の人たちといい関係を築くのが、思わぬピンチを乗り越える鍵にもなるんですよね。
助け合いの精神って、マレーシアでも有効なんだね。
さらに、マレーシアでのビジネスって、キャンプでのルールやマナーを守るのと同じく、現地の法律や税制にしっかり従うことがめっちゃ大事。
ルールを守ることで、トラブルを避けてビジネスをスムーズに進められますね。
だから、マレーシアでビジネスをするって、地元の文化をリスペクトして、現地の人々とのつながりを大事にし、ルールを守ること。
これらを心がけていれば、ビジネスもうまくいくし、新しい場所での生活も楽しめるはずです。
地元の人々と一緒に働けたら、ビジネスも心も豊かになりそうだよね!



マレーシアでオフショア法人を成功させたいなら、この地で学び、成長する心を忘れないようにしましょう。
マレーシアのオフショア法人懸念点


ここまでは主に、マレーシアのオフショア法人の魅力を解説してきましたが、実は懸念点もあるんですよね。最後に、気になる点も解説しておきます。



この話は超重要な情報になりそうね。しっかり聞いておかないとっ!
メリットだけじゃなくデメリットにもしっかり目を向けるように、いつも中村さんが言ってるやつだあ!
税制に関する不透明性


マレーシアのオフショア法人は、実は税金のルールがよくわからないときがあって、それでけっこう頭を悩ませるんです。
2019年までは、なんといってもそのシンプルさと魅力的な税率が大きなポイントだったんですけどね。
具体的には、事業をやってる会社は利益に対してたったの3%、あるいは2万リンギットの税金でOKだったし、資産を持ってるだけの会社は税金がかからないっていう、まあ、かなりお得な感じだったわけです。
でも、2019年に大きな改正があって、状況がガラッと変わっちゃったんです。
これで、一部の業種だけにマレーシアの税制が適用されるようになって、しかもそれも経済的実体要件をクリアしてる場合だけっていう、ちょっと条件が厳しくなったんですよね。
経済的実体要件ってなに?
経済的実体要件っていうのは、簡単に言うとほんとうにその法人は経済活動してますか?ってことです。形だけの法人ではだめってことです。
この変更で、マレーシアでの節税が以前ほど簡単じゃなくなった部分もあります。今はどの業種が対象なのか、経済的実体要件の内容についてもまだまだグレーゾーンが多い状態。
マレーシアって、新しい法律やルールが過去にさかのぼって適用されることもあるから、マレーシアのオフショア法人には、ちょっとした不安もあるんですよね。
あとからお金を取られるのって、けっこうショックだよね!
この税金のルールがよくわからない問題のおかげで、私の友人も実際には条件を満たしてると思って3%の税率で申告してたけど、あとから税務調査が入って、「あれ、実はダメ?!」ってなって、高い税率を適用されちゃう…なんてこともあったみたいです。
だから、最近ではリスクを避けて、わざとオフショア法人の特典を使わずに、普通のマレーシアの税率で申告してる人も増えてるみたいなんです。



結局のところ、オフショ法人の税金のルールはまだまだ不明確で、どう動くかはこれからの展開次第って感じなんですね。
維持費が高い場合がある


あとマレーシアのオフショア法人は、維持費がちょっと高めになることがあるんですよね。
一般のマレーシア法人と比べてみると、オフショア法人の方が、毎年の更新料が高くついたりして、ちょっとお財布に厳しいかもしれません。だいたい年間で800$から900$くらいするんです。
これは日本円で約10万円くらい。つまりオフショア法人を持ってると、その分だけ維持費がかかるわけです。
おお~!なかなか高いわね。
さらに、オフショア法人って、Company Secretary(会社秘書)っていう役割を持つ人を必ず置かなきゃいけないんだけど、この人たちも専門家だから、報酬を払う必要があります。
オフショア法人では、この会社秘書が特定の資格を持っていないといけないってルールがあって、これを持ってる人は数が限られてるから、報酬もちょっと高めになるんですよね。
でも考え方によっては、オフショア法人には税務上のメリットがあるから、その点を考えるとちょっと高い維持費も納得できるかもしれない。
つまり維持費がちょっとかかるけど、その分、節税で得られるメリットを重視するっていう考え方もあるんです。
私の友人もそこで悩んでる時期がありましたが、今は税制上のメリットが出ているみたいです。
維持費と税制上のメリットを、しっかり天秤にかけて考えないといけないのね。



維持費がちょっとかかるとしても、長い目で見てビジネスや節税の戦略に合っているなら、オフショア法人は魅力的な選択肢になると考えることもできます。
まとめ


こちらの記事では、マレーシアでのオフショア法人設立について解説してきました。マレーシアは、いろんな文化が混じり合った面白い国です。
経済も成長中で外国からのビジネスにも超フレンドリー、英語も通じます。
マレーシアのオフショア法人ポイント
- 市場をリサーチ
- 現地の法律を理解
- 文化のちがいをリスペクト、地元の人とのつながりを大事にする
マレーシアでオフショア法人を設立するのは、新しい文化との出会いでもあります。
ビジネスを始めるのも、新しい場所での生活を楽しむのも、全部が1つの大きな挑戦です。マレーシアの多彩な世界を満喫するのもいいですよ!
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