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富裕層はプライベートバンカーを使うべき?メリット・デメリットを解説!

こんにちは!当記事をご覧いただきありがとうございます。

最近、各金融機関では富裕層ビジネスの収益率の高さに着目し、再編を行っている企業が多いです。三菱や野村といった業界のリーディングカンパニーのみならず、多くの金融機関がウェルスマネジメント(資産を総合的に管理するサービス)領域に力を入れ始めています

この記事では、クローズドで大衆向けには公になっていない事が多い富裕層向け金融サービスである「プライベートバンク」サービスについて解説します。是非、最後までご覧ください。

この記事を読むと分かること
  • プライベートバンカーとは何か
  • プライベートバンク活用のメリットとデメリット

著者プロフィール

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中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

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目次

そもそも「プライベートバンカー」とは?

近年ドラマでも取り上げられ、「プライベートバンカー」が何か、ちょっと気になっている人もいるのではないでしょうか?

プライベートバンカーとは一般的な営業担当ではなく、プライベートバンキング業務を担当する部署に所属している営業担当のことを指すことが多いです。

プライベートバンキング業務の主な仕事は、富裕層が持つ一般人とは異なるニーズに対し、主に金融サービスでソリューションを提供することです。金融機関によって名称は異なりますが、PB部やウェルスマネジメント部門と呼ばれています。

一般の営業担当と異なる点は、①リレーションを築く期間 ②専門分野の広さと深さ です。それぞれ説明させていただきます。

リレーション(関係性)を築く期間

金融機関では、顧客との癒着防止のため定期的に担当者を入れ替えます。俗にいう転勤です。期間は3年が多いです。顧客からすると折角信頼がおけてきた営業担当がいなくなってしまい、また1から信頼関係を構築することになってしまいます。

それに対し、プライベートバンカーになると期間の縛りが無くなり、長い年月をかけてより深い信頼関係を顧客と築けるようになります。親、自分たち、子供と3世代に渡って同じバンカーが担当することも多いです。仮に担当のバンカーが退職する場合でも、長い年月をかけて後継バンカーに引き継ぎを行います。

専門分野の広さと深さ

富裕層のニーズは非常に多様化しています。そのニーズに応えるべく、金融機関は最も適した人材を配置します。例えば資産を減らさないことを重視する顧客には、税法や企業法に特化した人材を、企業経営者でPO(公募・売出)/IPO(新規公開株式)のニーズがある場合には投資銀行に知見を持つ人材を配置します。

また、その分野に特化しているだけでなく、資産運用や趣味、金融情勢など様々な分野の知見に富んだ人材が多く在籍しており、通常の営業担当とは一線を画すケースが多いです。

プライベートバンクを使うときの注意点

プライベートバンクは富裕層に特化し、専門の人員が豊富にそろっています。そのため、相性の良し悪しがあります。サービス利用を検討されている方は、以下に紹介する注意点を考慮してみてください。

手数料がかかる

プライベートバンクの利用には手数料がかかります。ここでいう手数料は、ストックに対する手数料です。具体的には、自身の預け入れ資産の対して○%のような形態が多いです。その他にも成功報酬型なども存在し、一般的な金融機関で支払う手数料とは毛並みが異なります。

利用条件がある

プライベートバンク利用には数多くの利用条件があります。イメージしやすいところでは、預け入れ資産の足切りです。万円単位ではまず、一般的なプライベートバンクは活用できないと考えて良いでしょう。

また、プライベートバンクを活用できていても、紹介される商品やサービスの中には「最低10億円~」のような条件があることも多いです。

プライベートバンカーを活用するメリット

プライベートバンク活用に際して、注意点は多いです。しかし、活用できた時のメリットは計り知れないものがあります。こちらの章では、プライベートバンク活用のメリットを一部ですが紹介します。

オーダーメイドの資産管理ができる

プライベートバンクを活用すれば、担当のプライベートバンカーがテーラーメイド型の資産運用を実現してくれます。例えばリスクを抑えたい顧客には債券のラダー運用にしたり、リスクを取りたい顧客には株式中心の配分にしたりと、顧客の希望に沿った細かい対応作業をプライベートバンクが行ってくれます。

中には自身のお金を使って基金を設立したい顧客もいますので、その手伝いを担当することもあります。資産運用の管理だけでなく、広義の意味でのオーダーメイドの資産管理をしてくれるのです。

専門性の高いアドバイスが受けられる

プライベートバンク活用で、より高度で専門性のあるアドバイスが受けられます。具体的にはプライベートバンク専属の投資リサーチチームによる資産運用アドバイス、税務や法律のスペシャリストによる助言など多岐に渡ります。

幅広い投資の選択肢がある

一般の金融機関よりも幅広い運用が可能です。ここではほんの一部ですが、商品の具体例を紹介します。中には聞きなれない商品も多いかと思うので、「そんなのがあるんだ」程度で流していただけますと幸いです。

商品例
  1. 現地の金融商品や実物不動産への投資 …海外拠点と連携して提供
  2. 富裕層という信頼を利用したローン商品
  3. 私募投信組成を活用したデリバティブ商品
  4. 一般投資家向けには売買されないAT1債の組み入れ

プライベートバンクの中でもVIPになると、選択肢も幅広くなります。一般的な金融機関で行う資産運用/管理とは一線を画す、非常に自由度の高い運用が可能です。

長期的な信頼関係を築ける

担当のプライベートバンカーが変更される事は滅多にありません。そのため10年単位での信頼関係を築くことが出来ます。一人のプライベートバンカーが継続して顧客を担当することにより、その一族のバックグラウンドやニーズ、価値観などを深く理解し適切なソリューションを提供できるようになります。

まずはSPJにご相談ください

いかがでしたか?知られざるプライベートバンクについて、その一部を解説しました。ここまでお読みになって、少しでも興味が出た方は、お気軽に下記のリンクからLINEの友だち登録をし、ご相談ください。

プライベートバンキング業務に精通したSPJが、あなたの資産管理をお手伝いします。

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