老後資金が必要と頭ではわかっているけれど、資産運用をしたことがないので怖い…という人は多いのではないでしょうか?
特に今まで資産運用をしたことがない50代60代の人は、老後の資金の貯め方について悩んでいると思います。
この記事では、老後資金をためるために「こんな資産運用はやっちゃダメ!」というものと、失敗を避けて効率よく老後資金を貯める方法を紹介します。ぜひ最後まで読んでみて下さいね!
老後資金を貯めるためにやってはいけないこと
無知で無茶な資産運用は絶対にやってはいけません。老後資金のためならなおさらです。
リスクを理解した上で、甘い言葉や魅力的な数字に騙されないように注意しましょう。ここでは、具体的にやってはいけない資産運用を4つ紹介します。
短期的な利益を求めて投資する
短期的な利益を求めてはいけません。投資は分散することでリスクを減らすことができます。具体的には、投資先や地域、時間を分散することが有効になります。
短期的な利益を求めてしまうと、どうしても分散することが難しくなるため、ハイリスクな投資となってしまうのでやってはいけません。
リスクが高すぎる投資をする
回収金額が投資金額を下回ることを「元本割れする」と言います。大幅に元本割れするリスクがある投資は老後資金の資産運用ではやってはいけません。
例えば、最近では仮想通貨への投資が注目されていますが、元手以上の投資ができるレバレッジ取引や詐欺被害が多いなど、様々なリスクがある投資になっています。そのため、高すぎるリスクは回避したい老後資金のためには、やめたほうがいい投資といえるでしょう。
高額な保険商品に安易に加入する
保険商品はリスクが低いと感じるかもしれませんが、例えば外貨建て保険は為替変動リスクがあるなど仕組みが複雑で難しいので、安易に加入してはいけません。
制度改正なども関係する場合もあるので、保険商品で資産運用をする場合はプロに相談したほうがいいでしょう。
収支の管理をせずに生活を続ける
資産運用は余剰金を使うことが基本となります。収支を管理しないと、あなたにとって余剰金がいくらあるのは把握できません。
退職金や国民年金、厚生年金などの公的年金と生活に必要な費用を計算して、どのくらい投資に回したらあなたにとってリスクになるか把握しましょう。
失敗を避けて老後資金を効率的に貯める方法
老後資金を貯めるためにやってはいけないことを紹介しましたが、そういったリスクを避けて、いかに効率的に貯めていくかが老後資金を貯める上で重要になります。
ここでは、失敗を避けて老後資金を効率的に貯める方法を3つ紹介します。
自分に必要な老後資金を把握する
2019年に金融庁が公表した「老後30年間で約2,000万円が不足する」というものから、「老後2,000万円問題」という議論が巻き起こりました。
しかし、これは一つのモデルケースに言える金額であって、あなたに必要な老後資金はその限りではありません。
あなたが何歳まで働くか、介護する対象はいるか、年金はいつからいくらもらえるか、どれくらいゆとりある生活を送りたいか…など、状況や考え方によってあなたに必要な老後資金は変化します。
まずは自分に必要な老後資金を把握するところから始めましょう。
家計を見直して無駄を削減する
あなたに必要な老後資金を把握したら、家計を見直して無駄を削減しましょう。そうすることで余剰金が多くなり、リスクを分散しながら資産運用をすることが可能です。
固定費や変動費を見直して無駄を削減するのですが、特に保険に関しては改善できることが多いので、必ず見直すようにしてください。
資産運用のプロに相談する
あなたに必要な老後資金を把握し、家計を見直して余剰金がいくらかわかったら資産運用はプロに相談することをおすすめします。
もちろん必要な老後資金がわからなかったり、家計を見直している中で保険に関してわからないことがあったりしたら、その段階でプロに相談しても構いません。
失敗しない老後資金の貯め方など資産運用の疑問はSPJにご相談ください
老後資金を貯めたくて資産運用を検討しているけど、失敗が怖くてなかなか動き出せない人へ向けて、注意点を解説しました。
老後資金を失敗しないで貯めるためにここまで学んだ、やってはいけない資産運用と効率的な貯め方をまとめていきます。
老後資金を貯めるためにやってはいけないことは、無知で無茶な投資です。
無知で無茶な投資とは、どこにリスクがあるか知らない、リスクを把握しないで高額な投資をする、すぐに利益が出るという言葉を信じる、自身の余剰金を把握せずに投資するといった資産運用です。
失敗を避けて老後資金を効率的に貯めるためには、あなたに必要な老後資金を把握し、家計を見直して余剰金がいくらかわかったら資産運用はプロに相談することが望ましいです。
老後資金を失敗しないで貯めたい人は、SPJへご相談ください。