「家計管理は苦手」「家計簿をつけたいけど続かなさそう」そんなふうに思っていませんか?
でも、家計管理から目をそむけると、気づけば家計が赤字だらけになってしまうことも。
こちらの記事では、どのように家計管理をすればよいのかわからないという方でも、簡単にできる家計簿のはじめ方と続け方をご紹介します。
家計簿をつけて収支を把握すれば、お金の不安がなくなります。将来豊かな生活を送るために、家計管理を身につけましょう。
家計簿を使った家計管理の手順

家計管理とは、家庭の収入と支出を把握して、お金を使いすぎないようにコントロールすることです。家計の不安をなくすため、家計簿を使ってお金の出入りを見える化する手順をご紹介します。
①家計簿をつける目的や目標を定める
家計簿をつける前に、まずは目的や目標をしっかりと決めましょう。何のために家計簿をつけるのか明確にすると、モチベーションのアップにつながって続けやすくなります。
「5年後に車を買い替えたい」「子供の学費を貯めるため」など目標があれば、節約する意識もうまれてお金が貯まりやすくなります。
しかし、最初から大きな目標をたてると、効果を実感しにくく、モチベーションも下がりがちです。「1万円節約できたら、ちょっといいランチをする」などご褒美感覚で小さな目標も決めると、やる気を維持しやすいでしょう。
②手段を決めて記録していく
家計簿をつける手段はいろいろありますが、自分に合った方法で記録しましょう。
自分に合わない方法で記録しようとすると、なかなか続きません。ストレスなく続けやすい手段を選ぶことがポイントです。
手書き
手書きは、好きなノートを選んで記入出来るので、お気に入りのノートを使えば記録するモチベーションが上がります。使いすぎなどの意識もしやすいでしょう。しかし、記入に時間がかかったり、集計に手間がかかるというデメリットがあります。
エクセルやスプレッドシート
パソコン操作が得意な人は、エクセルやスプレッドシートで記録するのもおすすめです。集計が簡単にできて、グラフ化もできるので分析しやすいのもメリット。デメリットは、パソコンを立ち上げなければいけないので、ついレシートがたまりがちになります。
アプリ
スマホアプリはお金を使ったらすぐに記録ができるので、つけ忘れ防止になります。キャッシュレス決済やカード、銀行口座と連携すれば自動でアプリに記録されるよう設定もできます。楽に家計管理をしたい方におすすめです。カードや銀行口座と連携する場合は情報漏洩に注意が必要なので、信頼できるアプリを選ぶようにしましょう。
③定期的に振り返る
家計簿で収支を記録したら、定期的に振り返りましょう。使いすぎを把握して、改善できるので浪費を防ぐことができます。
振り返りを繰り返すことで、どんどん家計管理が上手になるので、まずは何に使いすぎているのかに気づくことが一番大事です。
家計簿での家計管理を続けるには

最初はやる気があっても、次第に面倒になって続けることが難しいのが家計管理。ルールで縛りすぎず、長く続けられるコツをご紹介します。
完璧につけなくてもOK
「毎日つけなきゃ!」と思うと家計簿を続けることが辛くなってしまいます。1円単位で合わせようとせず、「だいたい合っていればオッケー」くらいの気持ちで取り組むことが長続きの秘訣です。
完璧を求めると最初はやる気満々でも、後々疲れて燃え尽きてしまいます。正確に記録することよりも、まずは継続させる事を優先させましょう。
項目を細かくしすぎない
正確に家計を把握するため、項目を細かく分けて記録することは大切なことです。
しかし、あまり項目を細かくしすぎてしまうと、仕分けするのが面倒になって、家計簿をつけるのをやめてしまう原因になります。
「食費」「居住費」「衣服費」「娯楽費」「その他」など、まずはざっくりと支出の内容を分けて、項目分けがストレスにならないようにしましょう。
決まったタイミングで記録する
家計簿をつけることを習慣化するためには、決まったタイミングで記録するとよいでしょう。
- 毎日コツコツ(帰宅後、寝る前など)
- 週末にまとめて(時間がない方へ)
- お金を使った直後(レシートもたまらなくてスッキリ)
自分が記録しやすいタイミングを見つけて、ルーティーン化すると長続きしやすいです。
振り返る習慣を作る
家計簿をつけただけで終わらせず、振り返りをすることが大切です。数字で効果を実感できるためやる気が出ます。
お金を使いすぎてしまっていた場合でも、すぐに反省して使い方を見直せば、着実に結果が出るようになるでしょう。
家計管理を身に付けて資産運用を目指そう

貯金をしたり、資産を増やすための第一歩は家計管理を行うことです。家計管理を身につけて収支を把握し、ゆとりのある生活を手に入れて豊かな未来へ繋げましょう。
収支を改善したら、資産運用をしてさらに増やすことを考えるのもよいでしょう。家計管理や資産運用でわからないことがあればSPJのLINE公式アカウントにご登録ください。
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