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インデックス投資初心者必見!お金を増やす方法を詳しく解説します

インデックス投資初心者必見

資産運用にはインデックス投資がいいよと聞いて、やってみたいけどいまいちよくわからないと思っていませんか?新NISAが始まってインデックス投資がニュースやSNSでも話題になっていますね。

新NISAがお得らしいし、インデックス投資に興味があるけど、よくわからないわ。

投資ってお金がたくさんある人の話じゃないの?

投資が話題になるのはとてもいい傾向だね。プライベートバンカーとしての視点からみても、インデックス投資はおすすめなんだ。

インデックス投資を始めたいけど、よくわからない初心者のためにインデックス投資のメリットやデメリット、そして始め方など投資経験ゼロの方でも理解できるように、わかりやすく解説します。

この記事を読めばわかること
  • インデックス投資について理解が深まる
  • インデックス投資のメリットとデメリットがわかる
  • インデックス投資の始め方がわかる

著者プロフィール

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中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

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目次

インデックス投資とは

インデックス投資とは

インデックス投資は、市場全体の動きを示す指数に連動した投資です。これにより、個々の企業を選ぶ手間を省き、市場全体の成長に乗れます。

インデックス投資の概要

インデックス投資の概要

インデックス投資は、株式市場全体の平均点を目指します。多くの企業の株式に分散投資を行い、市場全体の動向を把握します。インデックスつまり指数とは平均点のことです。

学校でもテストの平均点を出していたと思います。たとえばこのクラスが5人だとして上から順に80点70点60点50点40点だったとすると、このクラスの平均点は60点です。

指数とはこれと同じでさまざまな会社の株価を平均することで出されるものです。

平均点のものに投資するってどういうこと?自分で投資商品を選ばないの?

個別株のように一つを選ぶわけではないんだ。

インデックス投資は、多くの会社の株価の平均点を狙う投資だといいましたが、それはつまり株式が袋詰めになっている投資信託を買うということなんだ。どの袋詰めを選ぶのかは、自分で選ぶんだよ。

代表的な指数

代表的な指数

インデックス投資は特定の指数に連動する運用を目指す投資方法ですが、ここでは代表的な指数について解説します。

代表的な指数
  • 日経平均株価(日経225)
  • TOPIX(東証株価指数)
  • S&P500指数

日経平均株価とTOPIXはよくニュースで耳にするけど、実はよくわかっていないんだよね。

私も!日経平均が上がったとか下がったとかいっているけど、なんのことかさっぱりだわ。

日経平均株価は日本の代表的な株価指数で東証1部上場225社の株価を時価総額加重平均で算出したものなんだ。

時価総額加重平均?ってなんのこと?

時価総額とはその会社の発行済株式数を、現在の株価で掛け合わせたものだよ。

たとえば、ある会社の株価が1,000円で、発行済株式数が1億株だとすると、その会社の時価総額は1,000億円だよ。

時価総額はその会社が市場でどれくらい評価されているかを示す指標ともいえるね。

225人の生徒がいて、それぞれ異なる点数をテストで取ったとしよう。このとき、単純に225人の点数の平均を求めると、高得点を取った生徒の影響が大きくなり、全体の学力レベルを正確に反映できないよね。

そこで、各生徒の点数を、その生徒のテスト全体の得点に占める割合に応じて合計し、225で割るんだ。

インデックス投資には、さまざまな代表的な指数が存在します。それぞれの指数には異なる特徴や投資対象があり、投資目的に合ったものを選ぶことが重要です。

アクティブファンドとは

アクティブファンドとは

インデックスファンドとは先述したように平均点との連動を目指す投資信託です。一方でアクティブファンドとはこの指数を上回る成果を目指す投資信託です。

アクティブファンドは、投資信託の中でも運用担当者(ファンドマネージャー)が独自に投資判断し、市場平均よりも高いリターンを目指す投資信託です。

ようするに、平均点ではなく上位を目指すってこと?

そうだね。インデックスファンドは決められたルールに基づいて投資するけど、アクティブファンドは、プロの技と戦略で勝利を目指す投資方法だね。

だからファンドマネージャーの腕しだいなんだよ。企業分析や市場調査に基づいて、有望な銘柄を厳選し、状況に合わせて、銘柄の入れ替えや配分調整するんだ。

ということはリスクが高いよね。

だからこそ、インデックス投資が人気なんだ。資産運用のプロである私の意見も同じだよ。初心者にはアクティブファンドはおすすめしないね。

インデックス投資のメリット

インデックス投資のメリット

インデックス投資には、多くのメリットがあります。その中には、手軽さや分散投資によるリスク分散、低コストなどが挙げられます。

手軽さと利便性

手軽さと利便性

現代社会において、私たちは忙しい日々を送っています。仕事や家事、育児などに追われ、投資についてじっくりと考える時間を取るのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

最初に積み立ての設定さえすれば、購入の手間がかからないので楽なんだ。個別銘柄の売買は、企業分析や市場調査などをする時間も必要だけど、インデックス投資は、運用担当者(ファンドマネージャー)が投資判断してくれるからね。

サラリーマンは日中、株価なんか見ていられないよ。

小さい子供がいると、じっくり考えている時間なんてないわ

そんな人にこそ、インデックス投資がおすすめなんだ。インデックス投資は、手軽さと利便性を兼ね備えた投資方法だから、時間や労力に余裕がない人でも、効率的に資産形成を目指せるんだよ。

少額からの投資が可能

小額からの投資が可能

インデックス投資の魅力の一つは、少額から投資を始められることです。学生や主婦など、収入が少ない方でも無理なく資産形成を始められます。楽天証券などのネット証券なら月100円から買えますよ。

だけどそんな少額で資産形成なんてできるの?

少額でもコツコツと積み重ねることで、大きな目標達成も可能なんだよ。

たとえば、毎月1万円を積み立てる場合、年利5%で計算すると10年で約126万円、20年で約327万円、30年で約677万円にもなるんだ。

「1万円なんて大した金額じゃない」と思うかもしれないけど、コツコツと積み重ねることで、大きな目標達成も可能になるんだよ。

インデックス投資は、長期的な運用で複利効果を最大限に生かせる。複利効果とは、得た利益が再投資され、さらに利益を生み出す仕組みだよ。

少額投資であっても、長期的な運用で複利効果を生かすことで、資産を大きく増やすことが期待できるんだ。

長期的な資産形成に最適

長期的な資産形成に最適

インデックス投資は、長期的な資産形成に最適な投資方法と言えます。その理由は、以下の3つのポイントにあります。

長期的な資産形成のポイント
  • 市場全体の動きに連動するため、個別銘柄の売買によるリスクを抑えられる
  • 運用コストが低いため、長期的な運用で複利効果を最大限に生かせる
  • 専門知識がなくても、簡単に始められる

個別銘柄の売買は、企業分析や市場調査などの知識が必要となり、時間と労力もかかります。一方、インデックス投資は、特定の指数に連動する運用を目指すため、これらの知識や労力が不要です。

また、インデックス投資は運用コストが低いため、長期的な運用で複利効果を最大限に生かせます。運用コストが高いアクティブファンドと比較すると、長期的なリターンが期待できますね。

インデックス投資のデメリット

インデックス投資のデメリット

インデックス投資は日経平均株価のような指数に連動して運用されるので、一かく千金を狙いづらいというデメリットもあります。長期的な視点が求められ、市況に左右されるリスクもあります。

一かく千金を狙いづらい

一かく千金を狙いづらい

インデックス投資は個別銘柄に比べてリターンが低い可能性があります。これは、個別銘柄が市場平均を上回る可能性があるためです。分散投資で平均点をとる手法である分、一かく千金は狙いづらいといえるでしょう。

それならやっぱり資産形成には個別銘柄のほうがいいんじゃない?

それでもやっぱり資産運用のプロの私はインデックス投資をおすすめするよ。知人のAさんの例を紹介しよう。

Aさんの10年間の運用成績は、年平均リターン約5%と、決して大きくはなかったらしいんだ。インデックス投資する中で、個別銘柄への誘惑に何度も駆られたそうだよ。

個別銘柄で一かく千金を狙った方が、効率的に資産を増やせるのでは?と何度も思ったそうだ。しかし、個別銘柄への投資は、徹底的な分析と情報収集が不可欠だ。時間と労力、そして何より投資センスが必要になる。

Aさんは到底無理だと悟り、インデックス投資への道を歩み続けたんだって。2020年のコロナショックでは、一時的に20%以上下落し、焦りと不安に駆られたそうだよ。

しかし、冷静さを保ち、長期的な視点で投資を続けたことがよかったらしい。実際に、コロナショックのような市場急変動でも、インデックス投資全体の損失は限定的だったそうだ。分散投資のおかげだといっていたよ。

目先の値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けることが、複利効果を最大限に生かす鍵だね。

10年間のインデックス投資を通して、Aさんはお金だけでなく、投資に関する知識や経験、そして何より心の安定を手に入れたといっていたよ。

投資は、一朝一夕で成し遂げられるものではない。継続することで、必ず成果はついてくるともいっていたね。

長期的な視点が必要

長期的な視点が必要

過去のデータを見ると、主要な株式市場は長期的に上昇傾向にあります。短期的な下落があっても、長期的に見ればプラスのリターンを得られる可能性が高いといえます。

しかし、その過程ではさまざまな局面があり、短期的な下落を経験することも珍しくありません。政治・経済情勢の変化によって、市場全体が大きく下落することもあるからです。

インデックス投資もリスクが低いとはいえ、株式投資にかわりはないから、まったく安全ではないのね。

短期で見ると下落相場の時もあるからね。そこであわてて売ったりしないことが大切だよ。

短期的な下落を経験すると、不安や焦りを感じるかもしれません。心理的な影響に負けずに、長期的な視点で投資を続けることが重要です。

市況によるリスク

市況によるリスク

インデックス投資は市場全体が下落すると、投資信託の価値も下落します。個別銘柄投資であれば、下落しても利益が出る可能性があります。

しかし、インデックス投資は市場全体の動きに連動するため、市場全体が下落すれば、投資している全ての銘柄の価値が下落し、損失を被ってしまうのです。

たとえば日経平均株価に連動するインデックスファンドに投資しているとします。日経平均株価が10%下落した場合、あなたの投資信託も10%下落します。100万円を投資していた場合、10万円の損失です。

長期的な視点が大事だとわかっていても10万円も損するとやめようと思うかも。

特に始めたばかりのころは心配になるよね。でも長い目で見るとまた株価は上昇するから、損してまで売ってはいけないよ。

過去の歴史を振り返ると、市場は長期的に上昇トレンドにあります。つまり、短期的な下落があっても、長期的に見ればプラスのリターンを得られる可能性が高いのです。

インデックス投資の始め方

インデックス投資の始め方

インデックスファンドは投資信託の中でも初心者におすすめの投資商品として人気が高まっています。しかし種類は豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで今回は、インデックスファンドを選ぶ際のポイントを詳しく解説します。リスクや利回り、運用方針などを考慮して、自身に適したファンドを選びましょう。

インデックスファンドの選び方

インデックスファンドの選び方

インデックスファンドを選ぶ際には次の3つの点をチェックしましょう。

チェックポイント
  • 投資対象を決める
  • 信託報酬をチェックする
  • 過去の実績を確認する

インデックスファンドにはさまざまな株価指数に連動する商品がありますが、期待できるリターンやリスクがそれぞれ違います。代表的な指数としては、日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)、S&P500などです。

信託報酬は投資信託の運用成績に直接影響するため、できるだけ低いものを選びます。信託報酬とは、投資信託を運用するためにかかる費用です。一般的には、年率0.2%以下の信託報酬が低水準と言われています。

過去の実績を確認することも重要です。過去にどのような成績を上げてきたのかを確認することで、そのファンドの安定性やパフォーマンスを判断できます。

私の知り合いがインデックス投資を始めたきっかけを話してくれたので紹介しよう。

Bさんは老後の生活資金が十分に貯まるか不安で、将来への備えとして資産形成を始めようと思ったのがインデックス投資を始めたきっかけだといっていたよ。

実際に始めてみると、分散投資できるしつみたての設定を一度すれば、手間がかからないのでよかったといっていたよ。

インデックス投資を始めたことで、長期的な資産形成に対する意識が高まり、短期的な値動きに惑わされることがなくなったそうだよ。

コツコツと資産を積み上げていけるため、将来への不安が軽減されたともいっていたね。

つみたて投資

つみたて投資

つみたて投資は少額から始められるため、初心者におすすめの投資方法です。つみたて投資とは、毎月一定額を投資信託につみたてる方法です。

ドルコスト平均法の効果により、平均購入単価を抑えられます。ドルコスト平均法とは、一定額を定期的に投資することで、平均購入単価を抑えられる投資方法です。

市場が下落している時に多く購入し、上昇している時に少なく購入することで、投資コストを低減できます。

毎月一定額を投資信託につみたてることで、複利効果の恩恵を受けられるメリットがあります。貯蓄が苦手な方でも、無理なく資産形成を始められる点も魅力です。

一度にまとまった金額を投資しなくてもいいのね。

毎月少しずつ投資すればいいから、つみたて投資は初心者にも始めやすいね。

分散投資

分散投資

分散投資とは、複数の資産に投資することで、リスクを分散させる投資方法です。一つの資産に集中投資するよりも、複数の資産に分散投資することで、全体のリスクを低減できます。

プライベートバンカーとして顧客の資産形成をアドバイスするときは、必ず分散投資するようにいっているよ。


分散投資とは投資対象を多様化させることで、資産運用に伴う価格変動リスクを低減させて、好リターンをめざす方法なんだ。

一つの資産に集中投資していると、その資産の価格が下落した場合、大きな損失を被る可能性があるからね。複数の資産に分散投資することで、それぞれの資産の値動きが相殺され、全体のリスクをおさえられるんだ。

じゃあ、インデックス投資は分散投資できているの?

インデックス投資は、特定の市場全体に投資する投資信託を購入することで、その市場の代表的な銘柄に分散投資することになるんだ。

たとえば、日経平均インデックスに連動するインデックスファンドを購入すると、東証1部上場の約2,200社の株式に分散投資できるんだ。

以前私が資産運用のプロとして相談にのったBさんの話を紹介しよう。

Bさんは個別株に投資していたんだけど、特定の銘柄に集中していたから値動きに振り回され、精神的に不安定になっていたんだよ。そこで私はBさんにインデックスファンドをすすめたんだ。

日経平均インデックスファンドは、東証1部上場の約2,200社の株式に分散投資できるため、個別株投資よりもリスクが低く、安定的に資産形成できると話したら、すぐにインデックスファンドを購入したよ。

信託報酬が低く、コストを抑えられる点も魅力だといっていたよ。つみたて投資は毎月の支出の一部を投資に回すため、無理なく続けられるともいっていた。

個別株投資をしていた頃と比べると、リターンは低くなったけど、損失は大幅に減少したそうだよ。現在は、着実に資産が増加しているそうだ。

まとめ

まとめ

今回は、これからインデックス投資をはじめたいと思っている方にむけて、インデックス投資のメリットやデメリット、始める方法などについて解説しました。

インデックス投資は、将来性も高く、長期的な資産運用において有効な投資方法です。インデックス投資のメリットをまとめると以下の通りです。

インデックス投資のメリット
  • 手軽に始められる
  • 手間がかからない
  • 長期的な資産形成に適している
  • コストが安い

デメリットも確認しましょう。

インデックス投資のデメリット
  • 個別株投資よりもリターンが低い
  • 値動きが市場全体に連動する

インデックス投資で成功するためには、以下のポイントを意識することが大切です。

インデックス投資成功のポイント
  • 長期的な視点で投資する
  • 分散投資する
  • コストを抑える
  • 定期的にポートフォリオを見直す

インデックス投資は、老後の資産形成に役立つ投資方法です。コツコツと積み立てることで、将来の不安を軽減し、より豊かな生活を送れるでしょう。

インデックス投資には、さまざまな種類があります。自分に合った商品を選ぶために、事前にしっかりと勉強することが重要です。投資には必ずリスクが伴います。十分な理解と自己責任の上でおこないましょう。

ぜひ、本ブログを参考にして、自分に合った投資方法を見つけてくださいね。インデックス投資は多くの人に資産形成の機会を提供してくれるでしょう。

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