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自営業者のための国民年金基金! 年金に上乗せして老後の不安を解消しよう!

自営業のための国民年金基金

自営業やフリーランスの方は将来もらえる年金が少ないと心配になっていませんか?サラリーマンと比べると厚生年金がないので年金額はかなり少なくなりますね。

年金にそれほど期待していないけど、もらえるなら少しでも多い方がいいな。

自営業やフリーランスの場合は自分で貯金するしかないのかな。

自営業やフリーランスの場合は国民年金に上乗せできる制度があるんだよ。

それってiDeCoのこと?

iDeCoは私的年金だけど国民年金基金は公的年金なんだ。国民年金と同じように積み立てていけるんだ。今回は自営業やフリーランスが加入できる国民年金基金について解説しよう。

本記事を読んでわかること
  • 国民年金基金について理解が深まる
  • 国民年金基金のメリット・デメリットがわかる
  • 掛金月額表についてわかる

著者プロフィール

Nakaiメイン画像

中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

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目次

国民年金基金とは?

国民年金基金とは

国民年金基金は、国民年金とは別に加入できる年金制度で、加入すると将来受け取る年金額を増やせます。

国民年金との違い

国民年金との違い

国民年金とは違う制度なの?

国民年金は国民全員納付する義務があるけど、国民年金基金は任意で加入するものなんだ。

国民年金と国民年金基金は、どちらも老後の生活資金を準備するための制度ですが、以下の点で大きく異なります。

加入対象
  • 国民年金: 20歳以上65歳未満の日本国民で、厚生年金に加入していない人
  • 国民年金基金: 国民年金の第1号被保険者(自営業者など)で、任意加入

国民年金は20歳になれば加入する義務があるんだよね。

それに比べて国民年金基金は任意なのね。

保険料
  • 国民年金: 前年の所得に応じて算定される
  • 国民年金基金: 加入者自身が選択した口数に応じて定額

国民年金は所得に応じて決まっているけど、国民年金基金は自分で決められるんだね。

給付
  • 国民年金: 老齢基礎年金として、65歳から毎月支給される
  • 国民年金基金: 選んだ口数や加入期間に応じて、老齢年金として65歳から毎月支給される

国民年金基金の加入は自由なんだ。だけど資産形成のプロである私の意見としては、国民年金の受給額を増やすために自営業者やフリーランスの方には一度検討してほしいな。

給付の種類

国民年金基金の給付の種類

国民年金基金には、7種類の給付タイプがあります。自身のライフプランや経済状況に合わせて、最適な給付タイプを選択できます。参考:国民年金基金給付の種類

給付の種類
  • 終身年金A型:一生涯、毎月年金を受給できる。保証期間外に亡くなった場合、遺族に一時金が支給されない。
  • 終身年金B型:一生涯、毎月年金を受給できる。亡くなった場合、遺族に一時金が支給される。
  • 確定年金Ⅰ型:5年間、毎月一定額の年金を受給できる。亡くなった場合、遺族に一時金が支給される。
  • 確定年金Ⅱ型:10年間、毎月一定額の年金を受給できる。亡くなった場合、遺族に一時金が支給される。
  • 確定年金Ⅲ型:15年間、毎月一定額の年金を受給できる。亡くなった場合、遺族に一時金が支給される。
  • 確定年金Ⅳ型:受給期間は加入者が選択できる(5年、10年、15年)。毎月一定額の年金を受給できる。亡くなった場合、遺族に一時金が支給される。
  • 確定年金Ⅴ型:60歳から65歳までの5年間、毎月一定額の年金を受給できる。亡くなった場合、遺族に一時金が支給される。

こんなにたくさん種類があるのね。

これだけの種類があるから自分に合った給付方法を選べるよ。最初の1口目は終身年金のA型かB型を選ぶ必要があることに注意しよう。

終身年金と確定年金の違い

終身年金と確定年金の違い

国民年金基金には、終身年金と確定年金がありますがどのような点が違うのか以下にまとめました。

受給期間
  • 終身年金: 加入者が亡くなるまで、一生涯年金を受給できる
  • 確定年金: 加入者が選択した一定期間(5年、10年、15年など)のみ年金を受給できる
遺族一時金
  • 終身年金: ほとんどの終身年金には、加入者が亡くなった場合に遺族に一時金が支給される
  • 確定年金: 一部を除き、遺族一時金は支給されない
保険料
  • 終身年金: 確定年金よりも保険料が高額になることが多い
  • 確定年金: 終身年金よりも保険料が低額になることが多い

年金だから、やっぱり終身がいいと思うけど。

将来の備えだから、終身がいいよね。

やっぱり一生涯受給できると安心だよね。若いうちに入ると掛け金が安くなるよ。

資産形成の点から言ってもなるべく早いうちに加入することをおすすめするよ。だけどたとえば今50歳だったとしても加入を検討してほしいんだ。資産形成の相談に来られたAさんの例を紹介しよう。

Aさんは40歳まで会社員として働いていましたが、その後、独立して自営業を始めたんだ。自営業なので厚生年金に加入できず、老後の生活資金が不安だったそうだよ。そこで私は国民年金基金の加入をすすめたんだ。

もう50歳だし、今から加入しても遅いんじゃないかと最初は加入を迷っていたけど、加入期間が長いほど将来の年金額が増えることを説明したら、迷っている時間がもったいないとすぐに加入したよ。

国民年金基金に加入しておかげで、老後の生活資金の準備に少し自信が持てるようになったといっていたよ。50歳で国民年金基金に加入を検討している人がいたら、決して遅くはありません。

加入すればするほど、将来の年金額が増えますので、ぜひ加入することをおすすめします。

国民年金基金のメリット

国民年金基金のメリット

老後の生活は誰にとっても不安なものです。国民年金基金で老後の生活資金を増やせます。国民年金基金のメリットについて詳しく解説しましょう。

安定した年金受給額

安定した年金受給額

国民年金基金の掛金は、加入時の年齢によって定められており、加入後も一定です。将来の経済状況を気にせずに、計画的に老後の生活資金を準備できます。

具体的にどれくらいの金額になるの?

国民年金基金の掛金は、性別、加入時の年齢、選択した口数で決まるんだ。

掛け金の上限は68,000円になっています。それ以上かけることはできません。

掛金の税金控除について

掛金の税金控除について

国民年金基金の掛金は、所得控除の対象です。確定申告することで、所得税と住民税が軽減されます。

掛け金全額が控除されるの?

そうなんだ。個人年金だと最大でも年額4万円までだから、その差は大きいよ。

全額が支払った年の確定申告において所得控除の対象となるんですね。つまり節税につながるわけなんです。たとえば国民年金基金の公式サイトには以下のように書かれています。

たとえば、課税所得金額400万円くらいで、国民年金基金の掛金が年額30万円の場合なら、所得税・住民税の合計で約9万円軽減され、国民年金基金の掛金は、実質約21万円です。引用:国民年金基金

9万円も節税できるなんてすごいね!

そうなんだ。将来の年金も増えるし現在の節税にもなるから自営業やフリーランスの人は加入するメリットは大きいと思うよ。

遺族一時金

遺族一時金

国民年金基金には、加入者が亡くなった場合に遺族に支給される遺族一時金という制度があります。遺族一時金は、加入期間や納付した保険料に応じて、非課税で支給されます。

支給対象者は加入者が死亡時に生計を同じくしていた、以下の順位の遺族です。

支給対象者
  • 配偶者
  • 父母
  • 祖父母
  • 兄弟姉妹

支給額:は加入期間と納付した保険料に応じて算定されます。遺族一時金は、所得税や住民税の課税対象となりません。非課税で受け取れます。

国民年金基金のデメリット

国民年金基金のデメリット

国民年金基金は将来の資産形成に有益な制度ですが、加入を検討する際にはデメリットも理解しておきましょう。

途中で脱退できない

途中で脱退できない

一度加入すると基本的には途中で脱退できません。会社員になるなどして加入資格を失った場合でも掛け金は戻ってきません。将来掛金を納付した状況に応じて年金として支給されます。

以下の場合に限り、加入資格を喪失し、結果的に「途中脱退」扱いになります。

加入資格喪失
  • 60歳になったとき(海外に居住し国民年金に任意加入している場合を除く)
  • 65歳になったとき(国民年金に任意加入している場合)
  • 国民年金の任意加入被保険者でなくなったとき(国民年金基金を任意加入している場合)
  • 国民年金の第1号被保険者でなくなったとき(会社員になったとき、海外に転居したとき)
  • 会社員などの被扶養配偶者になったとき(第3号被保険者)
  • 職能型基金に加入していたがその職業に従事しなくなったとき
  • 農業者年金に加入したとき
  • 国民年金保険料が免除(一部免除・学生納付特例・納付猶予を含みます。)されたとき
  • 加入員本人が死亡したとき

引用:国民年金基金

会社員になったら厚生年金に入れるんだし、別に資格喪失してもいいよね。

会社員になれば、自営業よりも年金が増えるもんね。

将来の受給額が確定している

将来の受給額が確定している

国民年金基金は将来の受給額が確定しているという特徴があります。つまり物価上昇などの影響を受けず、加入時に決めた額がそのまま年金として受給されます。

将来、物価上昇などによってお金の価値が下がっても考慮されないってことだね。

受給額が確定しているって良いことかと思ったわ。

物価が上がるとお金の価値が下がるわけか。

公的年金の場合は物価上昇に合わせて年金額が改定されるから、それに比べるとデメリットといえるね。

運用利率が低い

運用利率が低い

国民年金基金は、運用利率が低いというデメリットがあります。これは安全性を重視した運用をしているためです。国民年金基金の運用利率が低いと言われる理由はいくつかあります。

長期的な運用実績:国民年金基金の長期的な運用実績を見ると、年利回り4.14%となっています。これは、他の年金制度と比較しても低い水準と言えます。引用:国民年金基金資産運用状況

公的年金の運用実績は、過去30年間で年利回り5.14%となっています。国民年金基金は、長期的な視点に立って、安全性と収益性を両立させる運用を行っています。

具体的には債券と株式を組み合わせて運用しています。近年は金利の低迷や世界経済の不安定化などにより運用収益が低迷しています。

運用益が低くてもいいけど、マイナスになるのが心配だわ。

公的年金と同じように、国民年金基金も長期で安全性重視の投資を採用しているよ。

掛金月額表と将来受給する年金額

掛金月額表

国民年金基金の掛金っていくらくらいになるの?

国民年金基金の掛金月額表で調べられるよ。

国民年金基金に加入したい場合は、公式サイトの掛金月額表で確認できます。参照:掛金月額表

掛金月額表と年間支払額の算出方法

掛金月額表と年間支払額の算出方法

国民年金基金の掛金の月額と年間支払額は、以下の要素によって決まります。

掛金が決まる要素
  • 加入時の年齢
  • 性別
  • 選択する給付の型
  • 加入口数

国民年金基金の公式サイトでは、加入時の年齢、性別、選択する給付の型、加入口数ごとに掛金月額表を公開しています。性別や年齢を入力すると給付の型別に掛金を簡単に確認できます。

年金額のシミュレーション

年金額のシミュレーション

掛金はわかったけど、将来どれくらい年金がもらえるかも知りたいな。

それも年金型シミュレーションで調べられるよ。

性別や生年月日、加入するプランを入力すると、将来もらえる年金額がでてくるよ。課税所得額を入力するとどれくらい減税できるか見込み額もわかるんだ。

加入時の年齢や選択したプランによる影響

加入年齢や選択したプランによる影響

国民年金基金は、老後の年金額を自分で積み立てられる制度ですが、加入年齢や選択プランによって、将来受給できる年金額は大きく異なります。

加入年齢が早ければ早いほど、長い期間掛金を納められるので、将来受給できる年金額も増えますね。また選択したプランによっても異なります。

終身年金: 加入者が亡くなるまで年金を受け取れます。
定期年金: 加入者が定めた期間、年金を受け取れます。

終身年金は一生涯、年金を受け取れますが、そのぶん掛金も高くなります。どちらが自分に適しているか、よく考えましょう。

加入年齢や選択プランによって、将来受給できる年金額は大きく異なるため、加入前にしっかりとシミュレーションすることが大切です。

プランが多すぎて決められないよ。参考になる例を教えてほしいな。

じゃあ、プライベートバンカーである私の顧客Bさんの例を紹介しよう。

Bさんはフリーランスの独身者なんだけど、将来が不安だというから国民年金基金をすすめたんだ。話を聞くとBさんは将来結婚して子供も欲しいと考えていたから、1口目は保証のあるA型をすすめたよ。A型なら掛け捨てにならないからね。

そして2口目は、将来の収入を心配していたから生涯年金が受け取れる終身年金A型をすすめたんだ。A型なら万が一の時、遺族に一時金が支給されるからね。

このように自分が将来どんな人生設計を描いているかによって、プランは大きく変わるんだ。自分に適したプランを選ぶことが大切だよ。

まとめ

まとめ

国民年金基金は、自営業者やフリーランスの方が老後の不安を解消するために有効な制度です。

加入時の年齢や選択プランによって将来受給できる年金額は異なりますが、加入することで確実に老後の年金額を増やせます。

将来の年金額だけでは不安だという方は、老後の生活を安心して暮らすために、ぜひ国民年金基金について理解を深め、加入を検討してください。本ブログがその手助けになれば幸いです。

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