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老後資金の計画はどう立てる?おさえるべきポイントを3つ紹介!

老後資金の計画に不安を感じている方へ

「いくら貯めれば安心?」「どう準備すればいい?」多くの人が抱える老後への不安を、この記事で解消しましょう。

老後の生活費は月約28万円以上かかるといわれています。貯蓄だけでは不十分と感じるなら、安心して暮らすための資金計画が不可欠です。

本記事では、年金や退職金の実態、必要な生活費の試算、今すぐ始められる実践的な方法をわかりやすくナビゲートします。充実した老後生活への第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

著者プロフィール

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中村 健

SPJ編集長 資産運用の専門家

シンガポールに長年住んでおり、海外のプライベートバンクを活用した富裕層が行う資産運用、資産防衛に精通している。

世界各国の複数のプライベートバンカーと定期的にミーティングをして最先端の情報や資産運用ノウハウを入手することで、十分な資産所得(リタイアメントインカム)を確保して、悠々自適に暮らしている。

様々な国を旅してきおり、訪れた国は45ヵ国を越える。

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目次

ポイント①:老後に必要なお金を知る

老後の生活費は、単なる生活を維持するための費用ではありません。自分らしく豊かな時間を過ごす大切な資金です。老後を安心して、充実させるために、必要な生活費を見ていきましょう。

老後の平均的な生活費

総務省統計局の家計調査年報2023年調査によると、65歳以上夫婦のみ無職世帯の平均的な生活費は月約28.2万円単身無職世帯は月約15.7万円です。この金額には、生活費、趣味、交際費も含まれています。

しかし、平均的な生活費は基本的な日常生活を送る費用であり、より充実した老後生活を実現するには、追加資金が必要です。ゆとりある老後生活にはいくら必要か見ていきましょう。

ゆとりある老後の生活費

生命保険文化センターの2022年度調査によると、夫婦の最低限の生活費は月23.2万円です。これに加えて、ゆとりある生活を送るには平均14.8万円が必要とされています。2つを合わせた「ゆとりある老後生活費」は月37.9万円となり、平均的な生活費に約9.7万円を上乗せすることで、心に余裕のある老後の生活費が確保できます。

ゆとり費用は、老後を楽しむための大切な費用です。旅行、趣味、日常生活の充実など、より豊かな人生を送るための自分へのご褒美なのです。

老後に必要な生活費は、もちろん一人一人異なります。自分の場合はいくらかかるのか、日々の家計を見直して目途を立てておくことが大切です。
老後資金について考えるときは、平均金額はあくまで参考ととらえて、自分の場合を把握しましょう。

老後にかかる主な費用

老後にかかる主な費用を平均的な生活費から見ていきましょう。

老後の主な費用

夫婦高齢者無職世帯(月額)

  • 総支出:約28万2,500円
    • 住居費:約1万6,500円
    • 食費:約6万5,800円
    • 光熱・水道費:約1万9,500円
    • 保健医療費:約1万6,500円

高齢単身無職世帯(月額)

  • 総支出:約15万7,700円
    • 住居費:約1万4,000円
    • 食費:約4万1,300円
    • 光熱・水道費:約1万6,200円
    • 保健医療費:約9,100円

引用:家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年)|総務省統計局

上記の内容に加えて、個々に必要になる費用もあります。特に、介護費用は状況に応じて追加で発生する可能性があり、この基本的な家計支出には含まれていません。

介護サービス利用者1人の平均費用は月約20万1,300円となっています。この金額は、介護保険制度の金額が引かれていません。実際の自己負担は3万円から7万円になります。

出典:介護給付費等実態統計月報(令和6年4月審査分)結果の概要 |厚生労働省

ポイント②:老後の収入を推定する

老後の収入を正確に把握することは、安心な将来には必要不可欠です。漠然とした不安を、具体的な数字で解消し、自分に合った資金計画を立てる秘訣を解説していきます。

公的年金の平均受給額

厚生労働省の令和5年度調査によると、公的年金の受給額は国民年金で月約5万3,600円厚生年金は月約16万700円となっています。

これはあくまで平均値であり、受け取れる年金は、ねんきん定期便やねんきんネットで事前に確認しておきましょう。

退職金の相場と受取方法

退職金は、企業規模や勤続年数によって異なります。中央労働委員会の令和5年調査によると、大手企業で約2,000万円から2,800万円となっています。一方、東京都産業労働局の令和4年調査では、中小企業は約1,000万円から1,100万円です。これらを平均すると、退職金の相場は約1,500万円になります。

退職金の主な受取方法
一時金受取

メリット:一括で現金を受け取れる
デメリット:使いすぎのリスクあり

年金受取

メリット:分割受取、運用益上乗せ
デメリット:一時金より受取総額が少ない可能性

一時金と年金の併用

両方の利点を活かせる方法。例えば、住宅ローンの返済を一時金受取で、残りを年金として老後の生活資金にするなど、柔軟な資金計画が可能です。

退職金の額や受取方法は個人の状況によって異なることを覚えておきましょう。正確な情報を得るには、勤務先の総務部や人事部に直接確認することをおすすめします。

ポイント③:老後資金の必要額をシミュレーションする

老後資金のシミュレーションは、夢見る未来を具体的な設計図に変える重要な作業です。漠然とした不安を数字で見える化し、安心できる老後への道筋を示します。今すぐ始められる、あなたの人生を守る最強の準備方法をご紹介します。

収支の想定から考える

老後資金の計画は、収入と支出をシミュレーションすることが大切です。まずは収入と支出を確認し、不足する資金を明確にしましょう。これにより、どれだけ貯蓄や投資が必要か見えてきます。

老後の収支シミュレーション(65歳以上夫婦の例)
月々の基本収支
  • 収入(公的年金):約21万4,000円
  • 支出(生活費):約28万2,500円
  • 基本的な不足額:約6万8,000円/月
追加の支出
  • ゆとりある生活費用:約9万7,000円/月
  • 介護費用(平均):約5万円/月
  • 月々の総不足額:約21万5,000円
必要な老後資金
  • 20年分の必要資金:約5,200万円
  • 平均的な退職金:約1,500万円
  • 追加で必要な資金:約3,700万円
資金準備の方法
約3,700万円を運用
  • 毎月の積立:約6万2,000円
  • 積立期間:25年
  • 想定年利:5%

※将来の運用成果を保証するものではありません。実際の投資結果は市場環境により異なる可能性があります。

こちらの数値は金融庁の『つみたてシミュレーター』を参考に試算しました。参考にしてみて下さいね。

専門家に相談する

退職金の受け取り方や老後の計画は、とても難しい問題です。まずは自分で計画を立て、行き詰まったら、専門家に相談するのが良いでしょう。

お金の専門家には、独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)、ファイナンシャルプランナー(FP)、税理士などがいます。これらの専門家は、あなたの状況に合わせたアドバイスを提供してくれるでしょう。自分では気づかなかった点や知らなかった制度について教えてくれるため、より良い道への案内が期待できます。

特にIFAは、中立的な立場でサポートを提供します。相談内容は完全に秘密が守られ、特定の金融商品の販売ノルマがないため、顧客の利益を第一に考えた提案が可能です。

ただし、専門家によって相談料が異なります。事前に料金、資格、実績を調べるといいでしょう。

老後資金の計画はSPJにお任せください

老後資金の計画は、一人で考えるには複雑で不安が伴うものです。今回ご紹介した「必要な生活費の把握」「収入の推定」「資金シミュレーション」は、安心な老後を実現するために重要です。早めに準備し、定期的に見直しましょう。

老後資金の計画を一人で悩まないでください。SPJが、あなたの夢や目標に寄り添い、個別の状況に合わせ資金計画をサポートします。LINEで無料相談を受け付けています。今すぐ友だち追加して、あなたに最適な老後資金プランを一緒に考えましょう!

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